課長がいなくなってからというもの五十路兄さまの弾けっぷりがすごい。
今更デヴュウってわけではないんだけど、ミーティングの「聴講」で半日いなかったりとか。
いや、聴くべきところは聴いてもらえばいいし、聴いてもらうべきだと思うけど、その部分ってせいぜい10分かそこらなのにね。
暇なのかしら?(いや、そうではない)。
上席からガツンと言ってもらいたいけど、上席は上席で経費の面で兄さまを懐柔しているから、あまり強くも出られないのかしらね(溜め息)。
かといって彼に何か考えるような案件はちょっとしんどそうだし。
というのは、彼って現状是認型なのよね。
会議とかで「何かおかしいと思うようなことや改善した方がいいと思うようなことはありませんか?」と水を向けても何も出てこない。
違和感やべき論がないから、ある意味精神的にはすごく落ち着いていらっしゃって、だからこその「お人柄」なんだろうけど、同僚としてみた場合にはどこか物足りないのよね。
お兄様…、わたくし、涙が止まりません…。

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