さだまさしのオールタイム・ベスト「天晴」を購入。
早速iPod/touchに入れて通勤途中に聴いたところ、あまりの懐かしさに涙。
僕が彼の曲をよく聴いていたのは小学校の高学年くらいから中学入学の頃に掛けて。
音楽遍歴としては、この後、八神純子→バーブラ・ストライサンドと移っていくわけだけれど、まだ恋も、それ故のゲイとしての苦悩(という書き方は修辞的に矛盾しているかしら?)とも無縁だったから、無垢で純真で明朗だった頃の自分が思い出されてねぇ。
うん、あの頃は輝いていた。
って女流作家が訳もなく少年に憧れるみたいな?(爆)。
それはともかく、今から20年くらい前、彼のファン達に好きな曲のアンケートを取ったところ、第1位に輝いたのは「主人公」という曲だったという話を聞いたことがある。
学生時代の思い出に未練を感じつつも自分の人生を歩んでいこうという曲。
アルバム「私花集(アンソロジー)」の掉尾を飾る曲で、僕も何度もピアノを弾きながら歌ったものです。
一方、5年ほど前に実施されたアンケートでは「黄昏迄」という曲が1位になったそうで。
こちらはアルバム「うつろひ」の終曲で、これまた美しいメロディーを持つ秀歌。
でも個人的には今ひとつピンと来たことがなかったのよね。
でも今日家路に向かう地下鉄の車内で聴いていて、急に涙腺が刺激され。
今まであまりちゃんと歌詞を聴いていなかったけど、これって永らく人生を共に歩んできた二人の心境を歌ったものだったのね。
20年前には自分の人生を生きることだけで必死だった人が、パートナーを見つけ、人生設計をし、でもままならぬこともあり。
それでもやはり人は生き続けなくてはならなくて。
ファンも時間とともに、また歌とともに人生を歩んでいるのですね。
今度実家に帰ったらアルバム引っ張り出して聴いてみよう。
群発頭痛の方は予防薬がよく効いているような雰囲気。
今日は明け方と夕方(どちらも自分的には発作がよく起こる時間帯)にうすら痛くなり掛けたけど、大事には至らなくて。
昨日の日記に薬の一つはてんかん薬だって書いたけど、素人的な理解ではてんかんは脳の中のハウリングによって生じる病気。
群発頭痛も刺激が刺激を引き出すというループ状態が起きているという説もあるので、そういう意味では脳内の興奮を鎮める薬というのは、なるほど有効なのかな、と。
もう一方の抗鬱薬はなんだろう。セロトニンを増やす役割とか???
こう考えると薬の世界も奥深いなと思ったのでした。

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