満点、とまではいかないまでも、大過なくリリースできたと思っていた今回の改定、部長に言わせると満身創痍のようで。
サービスが止まったわけじゃなし、ましてや元の環境への戻しが発生したわけでもない。
顧客に迷惑も掛けていないのにどうして?、このタイミングでそんなことを言われたら士気を殺がれる、と朝から口論になったのだけど、さきほど遅い晩飯を食いながら思い至ったのは、部長がトラブル慣れしていないということ。
IT女工の日常生活はトラブルの連続で、凹む日々も多いけれど、それでも「別に人が死ぬわけじゃなし」と、なんとはなしのオプティミズムでやりすごしている。
このオンラインが止まれば不渡りが出る、このアプリケーションがトラブったら出荷が滞る、と幾度とない修羅場を潜り抜けてきているわけです。
経験値の少ない人にこの辺りを分かれと云っても仕方のないこと。
他のカットオーバーと比べてサービスレベルがどうだったのかということを、一度IT部門から説明してもらおうと思いました。
夜は英会話の最後の授業。
毎週毎週のレッスンはしんどかったけど、先生とお別れするのはさみしいなぁ。
最後は先生から一人ひとり講評をいただいたのだけど、貴女は
ソーシャルスキルがとても高いので、ロンドンだろうがニューヨークだろうがどこでも生きていけるよ、とお墨付きをいただきました。
まぁアメリカ人特有のお世辞も多分に含まれているだろうけど、そう言われて悪い気はしませんね。
ただちょっと人が良すぎるので、仕事するときにはもっと自分の守り方を覚えた方がいいかもね、とも言われました。
ふーん、なるほどね、と思ったのは、何語をしゃべっていても、どこの国の人と付き合っていても、結局その人のキャラクターというものは隠せないものなのだな、ということ。
こんなアタシ、仕事で頑張るより、キャラクター勝負で生きていった方がいいのかな、と改めて思いました。

0