今日も実家の片付け。
主に音楽周りを重点的に。
自分が置いてきたものも多いからね。
物珍しいものは特には出てこなかったけど、高校の入学祝に買ってもらった八神純子のアルバムやバーブラにのめり込むきっかけとなったレコードも出てきて、しばし追憶に浸りました。
結局のところ、CDで買い直したものは全部捨てちゃったけど、本も音楽も今の自分を形づくってきた大切な要素。
そしてその多くを中高のときに貪っていることに今回改めて気づきました。
例えば昨日思い切って始末した雑誌「Newton」。
あの雑誌が創刊されたのは自分が中2のときだったかしら。
内容的には中学生の手に余るものも多かっただろうけど、毎月毎号隅から隅まで舐め回すように読んでいたことを思い出しました。
吸収するだけではない。
自分的には美術と云うものには若干の苦手意識があるのだけど、当時の工作が出てきてびっくり。
躍動的で力強いものを僕も作っていたんだなあ。
って多分に手前味噌で申し訳ないけれど、学校の勉強やクラブ活動だけでも忙しいはずなのに、エクストラでさまざまなことに手を出し(色恋含む)、それなりに得るものを得ているって、改めて思春期のエネルギーってすごいなあと思ったのでした。
話は戻り片付け。
今回一番捨てにくいものの1つはエアチェック(死語)のテープだと気づきました。
ちゃんとしたアルバムであれば金に飽かせて「大人買い」すればいいということもあるのですが、FMfanの番組表に蛍光マーカーで線を引き、息を潜めてお目当ての曲を首尾よくテープに収めようとしていたあの頃の稚い自分の努力が愛しくて。
わざわざ聴いたりしないことも分かっているのですが、その殆どを捨てずに残してきてしまいました。

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