親が実家をリフォームするというので、姉弟で誘い合わせて、子供部屋の仕分け作業。
姉弟3人の中では一番片付いている僕の部屋だったけど、学習机を捨てるともなると、引出しの中からいろんなものが出るわ出るわ。
高校のときの生徒手帳やら大学の受験票に合格通知、裁判所からの出頭命令(別に悪いことしたからじゃありませんよ)や内定通知書などなど。
中には初めての海外旅行のときの旅日記や大学の単位計算書なども出てきて苦笑い。
恥ずかしいことがあっても人間って生きていけるものなのですね。
また僕の場合、若い頃はかなり娯楽が少なかったようで、ちょっとした旅行やイベントごとでもことごとくそのときのパンフレットを保存していることに心が痛みました(笑)。
取り敢えず本日の所期の目的を達成して、出てきたゴミの類を父親や弟と車に乗せて捨てに行ったら、父親が「今日は子供がそろって帰って仕事してくれてとても楽しかった」と一言。
そういえば父親も母親も今日はいつもより表情が若返っていたような。
でもこれって僕もそうかな。
変な話、今姉や弟と顔を合わせても、彼女や彼は基本的には子連れで親としての顔になっているので、なかなか冗談言って笑ったり、本音で話したりなんてことはないかな。
でも今日は一日、お互いの机や押入れの中から出てきたものを見せ合いっこしては、当時の思い出話に話を咲かせたり。
3人続き部屋で一日過ごすのも本当に久しぶりだったし。
作業の方も他人ではこうは行かないだろうというリズムの合いようで、20数年間を一緒に過ごしたということは大きなことだなぁと感じました。
久しぶりに親子水入らずで旅行とか行ってみたいなぁ。

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