寝坊。
どうやら目覚ましを消した後で二度寝してしまったようで。
あちゃー。
これは昨日楽しみすぎたからかしら(^_^;)。
しかし昨日の八神純子さんのライブは凄かった。
のっけから「思い出は美しすぎて」「みずいろの雨」と聴衆を30年前に一気に引き戻し、名盤「素顔の私」から「夜間飛行」、またニューアルバムからヤマハポプコンの名曲をいくつか。中島みゆきの「時代」では拍手が波のように広がっていきました。
個人的には一青窈の「花水木」も泣けたなぁ。完全弾き語りの彼女も珍しいけど、それ以上にボーカリストとしての彼女の魅力再認識。
僕はやっぱり歌の上手い歌手が好きです。
そしてここからは怒濤の展開。
彼女のライフワークである東日本大震災の被災地を巡る慰問コンサートの映像をバックに歌う「翼」。
昨年渋谷AXでも聴いたけど、これってこんなにいい曲だったっけ?
彼女の活動の中で想いが純化され、歌い回しも洗練されたのかしら。
とにもかくにも感動しました。
そして「Mr.ブルー」「ポーラースター」。
昔の曲がことごとくオリジナルアレンジというのが嬉しい。
そしてシンプルな楽器構成なのにそれが可能になる楽器の進歩にもビックリ。
本編のエンディングではカバー曲で飢餓感を煽りつつ、アンコールへ。
「パープルタウン」の伸びやかな変わらぬ(マジで!)高音に腰を抜かし、聴衆を総立ちにさせたところで"Distant memories"のイントロがっ!
ひゃー、これは「想い出のスクリーン」のダンスバージョンじゃん!
しかも英語詞とオリジナルの日本語を交代で。
会場全体が巨大なディスコになったひとときでした。
そして最後はアカペラの「スマイル」。彼女のオリジナルの訳詞で。
ああ、彼女、いつからこんな見事なステージングをこなすようになったのかしら。
歌だけじゃない。トークも身のこなしも聴衆の気持ちの動かし方も。
彼女は今とても充実してるんだな。
もうそれだけで満足してしまって、ゲットした握手の権利も放棄して、ホクホクしながら、夜の上野公園へ。
芸大卒のバリトン若手三人衆によるバリトンフェスティバルに行ってきました。
お前らはAKBかEXILEか!
と言いたくなるような馬鹿馬鹿しいノリ満載で腹を抱えるほど笑えました。
でもこれも歌や音楽がしっかりしているから笑えるのですよね。
この三人のこれからの活躍が楽しみなコンサートでした。
…って昨日の話ばっかり書いてしまいましたね。
日記じゃないじゃん!

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