羽田から徳島へ。
いきなり55分遅延で焦り汁。
徳島泡踊り空港から会場までタクシーを駆る羽目に陥ってしまいました。
でも間に合ってよかった。
今日のお目当ては
これ。
バリトン君、はじめての主演です。
持ち味の明晰な発音と滑らかで叙情的な美声をいかんなく発揮しておりました。
お見事!
ただ残念だったのは、一幕丸々すっ飛ばして衣装替えした姿で舞台に出てきてしまったこと。
まあ筋はあらかじめ分かっているので、ネタバレ云々はなかったのですが、彼が着替え直す時間で流れが止まってしまったことは否めず。
まあその後、何喰わぬ涼しい姿で出てきたのは、これまた見事でしたが。
こういう失敗を芸の肥やしにして、舞台度胸をつけていってもらいたいものです。
今回舞台で光っていたのは、バリトン君演ずる人形師の師匠であり恋敵役の方。
深い声といい、渋い音楽性といい、引き締まった舞台マナーといい、他の歌手陣とは一味も二味も違ういぶし銀のパフォーマンスでした。
てか、彼は事実上の座長だな。今回の。
和楽器三人衆も素晴らしく、特にお琴は影のコンサートマスターとも言える音楽の引っ張り方でした。ブラボー。
・公演のチラシ
終演後は徳島からは高松に移動。
だって徳島の食べ物って全然食指をそそらないんですもの(爆)。
ネットで見つけた
小料理屋に行って参りました。
かぼちゃのすりおろし、鰆の塩叩き、クエの寄せ鍋、…全部新鮮で美味しかったけど、特筆すべきはやっぱりベエスケ(巨大穴子)ね。
白焼きも磯辺巻きもよだれものでした。
・べえすけの白焼き
地元で人気の西野金陵のお酒などをご馳走になってたらお腹がいっぱいになってしまい、ご自慢の串カツが少ししかいただけなかったのが心残り。
ご主人が明るく話好きで、給仕の女の子達もとても気が回りキビキビしているので、とてもいい気分で店を後にしました。
また高松に行くことがあれば行きたいな。

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