ひとっ風呂浴びて朝食へ。
今日も清々しい晴天。
昨夜は部屋で食事しましたが、朝食は食堂でいただきました。
バイキングなので、ついつい摂りすぎてしまいます(^_^;)。お魚と、やっぱり何と云ってもご飯が最高でした(^o^)。
今日の目的地は世界遺産・五箇山の合掌造り集落。
温泉から最寄の砺波駅まで宿のバスで送ってもらい、そこからは加越能バスに揺られること約1時間半。
まずは上梨で下車して重要文化財の村上家で合掌造りの成り立ちを学びます。江戸中期の建造らしいから、二百数十歳ですね。頑丈なものなのだなぁ。
・村上家外観
中では囲炉裏に火がくべられ、館長さんが五箇山の成り立ちを説明してくださいます。
ここ五箇山は江戸時代、煙硝の全国的な産地であったらしい。
更に勉強になったことには、煙硝は採掘するのではなく、土壌細菌を使いこなすことにより工業的に生産していた、とのこと。
単なる農村かと思っていたら、すごく先進的な地域だったのですね<五箇山。
・村上家内部
音楽の授業でもお馴染みのこきりこ節を披露して下さったりして、館長さんのお話はとても興味深かったのだけど、くべられている薪(≠炭)の煙が目に沁みて我慢できずに退散(^_^;)し、川向うにある流刑小屋へ。
加賀藩の罪人(政治犯など)を保護監視することで藩からお金を得ていたとのこと。
交通の便は悪いけれど、案外お金は持っている村だったのかしら?、などと考えておりました。
・流刑小屋
ここ五箇山は日に4本しかバスがないので、車を持っていない僕らはタクシーで世界遺産に登録されている相倉へ移動。
絵に描いたような風景が広がっておりました。
犬小屋も合掌造りで設えられ(笑)、住民の皆さんの矜持とサービス精神が感じられます。
昼食は「まつや」さんでそば定食を注文。これに山菜の天麩羅とお握り(僕らは時間の関係でぜんざい)が付いて1,450円とは観光地とは思えないお値打ちぶりです。店の女将さんもとても親切で満足しました。
昼食に時間が掛かってしまい、集落をぶらぶらというわけにはいかず、店からバス停までは猛ダッシュ。顔を引き攣らせて走るオーバー40二人、傍目にどう映ったかしら(苦笑)。急な運動に、はやかわさんチアノーゼ起こしかけてるし(^_^;)。
でもなんとか予定のバスに間に合ってよかった(^o^)。
高岡までそのままバスで行って、富山へは列車で。
高岡を起点にすると富山観光は便利ですね。
鱒寿司や日本酒はじめお土産も買いこんで、「せん」という居酒屋さんで名残の日本酒。
ぶっちゃけ昨夜の宿は飲み物代が高くてあまり飲めなかったからね。
今日いただいたお酒では「勝駒」というのが特筆ものだったなぁ。
次来た時はゲットして帰ろう。
昨日見た立山をはじめとして、富山は観光も食べ物も酒も、すべて期待した以上のところでした。
皆さん、行かないともったいないですよ!
・富山駅バスターミナルにて

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