上司と面接。
自分はやっぱりライン業務より今のような業務の方が向いているのね。
ってことはこの先もあまり海外出張は望めないかも???(苦笑)。
というか、来年の4月に何か動きがあるような。
リフレッシュ休暇はそれまでに取るのが吉かなぁ。
夜はスーフリ君(仮名)にご馳走。
この半年、よく頑張ってくれたし、それに何より、僕はノンケ男性みたく彼をソープランドに連れて行ったりはできませんから(^_^;)。
候補店をいくつか提示したところ、江戸前寿司を食べてみたいとのことだったので、ウチの近所のお寿司屋さんへ。
・お寿司屋さんの食べログ情報:
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131103/13041420/
このお店、実は僕もお初。
まぁ江戸前というと、例の日本橋の名店も良いわけだけれど、大将や板さんと会話のテンポがもう一つ合わないのと、このところ行く度に値段が釣り上がっていて、代わりの店を見つけないといけないと思っていたので、思い切って飛び込んで来ました。
最初は大将もぶっきらぼうで、ああやっぱりオキャマに鮨屋は似合わないのね、と若干あきらめに似た気持ちもよぎったんだけど、何品かいただいているうちに、ふと大将の方から話題を振っていらっしゃって、こちらもそれに誘われるように話し出したところ、なんとまぁ客あしらいの上手いこと。下町ならではの話芸を堪能致しました。
最初こわもてに見えたのは、単に客の話に耳を澄ませてらっしゃっただけのことだったのね。素晴らしい。
料理の方はお任せコース(というか、このお店はお任せオンリーなので)。
最初につまみ系が出てきて、その後握りに移るというスタイルだったんだけど、つまみも寿司も一品一品丁寧な仕事が施してあって、口に運ぶたびにスーフリ君(仮名)ともども言葉を失う。
個人的には鰹、墨イカ、ウニがベスト3。
鰹の叩きのクリスピーな食感とスモーキーフレーヴァー、墨イカを前歯で噛み切ったときのぷちっと弾ける感じと奥歯で噛みしめたときの粘り気、まったくエグ味の感じられないウニはミョウバンを使っていないからか???
江戸前定番の穴子も口の中で解けていくようだったし、最後に出していただいた玉子も、玉子の中にオムライス状に寿司飯が仕込んであって、芸の細かさに唸るばかりでした。
今書いてて思ったけど、この店のご飯とネタのバランスは特筆ものかもね。
お酒もおいしい。「呉」という純米酒を薦めてもらったんだけど、切れのいい砂糖水って感じで、いくらでもくいくい飲めてしまう。
でも大将ったら商売っ気がないの。
他にお寿司に合うお酒はありますか?って尋ねたら、「昔から寿司に合うのはお茶って決まっているんです」とぴしゃり。
料飲店で一番儲かるのはお酒なのにね。
こういう姿勢にも甚く感動致しました。
そしてお会計。
追加でいろいろ出していただいたし、お酒も(大将の制止を振り切って)それなりにいただいたので、これは3万円超えても仕方ないな、と思っていたのに、なんと2万4千円。
天晴れ!!!
日本橋の店よりも安く、満足度も1.5〜2倍。これはもうこの店に乗り換えるしかないなと思いました。
スーフリ君(仮名)も、生きてきた中で一番旨かったとまで喜んでくれて、おごり甲斐がありました。
しかし彼もそろそろ僕の下から羽ばたく日が近づいているようです。
今日のこの食事が馬の餞みたいなものかな?
食事会をセッティングしたときにはそういうことは特に想定していなかったんだけど、今日の面接で彼の進路についても話し合い。
時の巡り合わせって不思議なものですね。
最後にこれまた近所のスタンディングワインバーで軽くワインを飲んでお開き。

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