このところ資料作成が楽しい。
いや別にMicrosoft Office系のスキルが飛躍的に向上したとかそういう話ではないんだけど、Power Pointのスライドをどう並べれば話が通りやすいだとか、ここの情報はちょっと冗長だから削ってしまおうだとか、ここの部分はもっと膨らませて情報をもっと盛り込もうだとか。
でもこの作業、実は自分で作った資料ではなく、元ネタは部員達に提供してもらったもの。
だから作成ではなく、むしろ編集と呼ぶべきものだけど、変な話、人の話だとか資料だと、どのように修正していけばいいかが、不思議と分かるものなのよね。
自分の資料だと、もったいなかったり、邪魔臭かったりで、なかなかこうはいかないものだけど、傍目八目とはよく謂ったものですね。
ところで、歌をやっていて、このところよく思うのが、自分がいつまで自在に歌えるだろうか、ということ。
歌手の寿命は声が高い人ほど短く、低い人ほど長いと云われています。
僕は生物学的男性の中ではかなり声が高い方なので、この辺りどうなんだろうか。
短ければ10年?。いや20年くらいは歌えるのかしら???
と考えた時に、ずっとエチュードばっかりやっているのもどうかな、と思いだして。
いや、エチュードは大切です。
声を維持していくために、それは絶対やらないといけない。
でもエチュードの先にあるものはなんだろう。
例えば、僕は毎月のボイストレーニングではイタリアものをずっとやっています。
古典歌曲集をちょっと齧って、トスティとかベッリーニはかなりの曲をやりました。
元来、イタリアものは頭弱そう(ex.プッチーニとかいろんなオペラアリアの数々)でぜんぜん好きではなかったのですが、先生から与えられた曲の中には繊細な美しさを持つものや深みのあるものもあって、そういう曲に出会えたのはよかったな、と思っています。
でも来月の歌会のプログラムを考えてみて改めて思ったけど、僕はやっぱりドイツリートやミュージカルものをやりたいんだよね(除:アンドリュー・ロイド=ウェッバー(笑))。
今の先生のところでは、これらの曲を見てもらうことは基本的に期待できないので、どこか他にもう1軒、歌いたい曲を仕上げてくれるところを探そうかな、なーんて。
どこかに腕が良くてレッスン代が安くてイケメソの先生、いないかしら(結局それかい)。

0