昨日は久しぶりに立ち読み、しかも音楽関連の書籍をがっつりタダ読みした訳だけど、その中にこんなことを書いている本がありました。
バッハは神から見た世界を描き、モーツァルトは大自然の一部で、ベートーベンは全人類に向かって発信している。しかしシューマンは自分のことしか表現していない。ただその内容があまりにも隠しだてしていないので、我々は彼が自分自身のことを語っているように思うのである。
なるほど。
だからシューマンを聴くと、お互いに相談しているような親密な気分になるのか。
彼と同じ年に生まれた作曲家にはショパンがいて、彼の音楽は世の中の婦女子達の紅涙を誘っているわけだけれど、僕からするとシューマンの方がよほど正直で繊細で欲が無い分、よりダイレクトに心に響く音楽のように思うんだけど、どうでしょ。
世の中、ラ・フォル・ジュルネを始めとして、ショパン生誕200年で盛り上がってるけど、もっとシューマンも取り上げて!、とシューマンファンは切に思うのでした。
ところで先日、僕の同期(♂)がスーフリ君(仮名)に力仕事を頼みに来ました。
彼の下にも♀新人が付いているのだけど、女の子に荷物運びはさせられないから、と。
世の中の男性って女性に優しいのねぇ。
というか、米俵とかならともかく、ダンボールの移動くらい台車使えばなんとかなるし、エプロン付ければ大して汚れないでしょ。それになにより女性の方が丈夫ってことは平均寿命が証明済。
だから手伝わないってことでもないけど、でもいくらダイバーシティの世の中とは云え、こんな話序の口かも。
この前の宴会は新人も含め男は女性の4倍のお金を払わされていたし、先日の合宿でも風呂や部屋を覗きに来るなという注意は男性に対してのみ。
女性が旧来の男性のドメインに進出することを要求するのなら、女性も男性に甘えてばかりいるわけにはいかなくなると思うんだけどねぇ。
・・・なんて言っているのはオキャマのヒガミかしら。てか、女性に対する下心がない分、キビシくなっちゃうのよね。やっぱり(苦笑)。

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