先日実家に帰った時のこと。
「若い時に歌った歌をCDに残しておきたいのよね。カセットテープをCDに落とせないかしら?」と母親が仰る。
自分の歌を残したいかどうかはともかくとして、世の中同じようなニーズがあるみたいで、ご丁寧に新聞広告の切り抜きまで用意してある。
でもね、残したいといっても、せいぜい60分のテープにして、10本あるかないかでしょ?。それだったらダビング屋さんにでも出しなさいよ。
と云う会話を交わして東京に戻ってきたところ、折良く富士通のWEBMARTから「昔のビデオやカセットテープをデジタル保存しませんか?」というダイレクトメールが舞い込み、しかも値段が5,800円と書いてある。
一旦PCに取り込んでからCDに焼くことにはなるけど、その方が却っていろいろ加工しやすいし、それに何より母親が切り抜いていた広告の機械は4〜5万円はする代物だったから、コスト的にもメリット大だわよね。
なので、早速入手して、暇に任せて本日戯れてみました<
CASSETTE to DIGITAL(型名:NV-CM001U)
見た目はこんな感じ↓。
見栄えが悪いのはPC周りの周辺機器を作っている会社だから仕方ないか(苦笑)。
で、使ってみての感想。
単にPCに取り込むだけなら、かなり簡単でした。
でもチャプターを入れたりするのは、結局PCソフトに頼らざるを得ず。
一応無音部分でトラックを分割することは可能なはずなんだけど、今日取り込んだ音源では何故かちゃんと動作しなかったのよね。
音源に問題あり(全体的な録音レベルが低すぎる)かもしれないので、もうちょっと研究が必要かもしれません。あるいは聴きながらマニュアルで強制的に分割してしまってもいいしね。
後はテープの巻き戻しや早送りくらいの機能はあってもいいんじゃないかと思いました。
その後はぼんやり。
低気圧のせいなのか、花粉のせいなのか、はたまた単に「春眠暁を覚えず」なのか。
外に出る気力もなかったので、
三浦しをん氏の直木賞受賞作「
まほろ駅前多田便利軒」を読破。
彼女の著作を読むのはこれで二作目だけど(最初は「風が強く吹いている」)、筆力のある作家ですね。
というか、僕より大分と若いのに、人間洞察が深いというか鋭いというか。それでいて人間や人間関係というものに対してオプティミスティックなところがいい。
単純な人間なんていないんだなと思ったし、再びつながることができてよかったと思いました(←詳しくは本を読んでね)。
あまりにぼんやりし過ぎて、来週の出張の用意ができていないことに気づき、夜遅くなってから急いでパッキング。
はっ!、クリーニング屋さんにシャツを取りに行くのも忘れた(>_<)。

0