今日はバリトン君とそのお友達の
ジョイントリサイタルでした@サントリーホール(ブルーローズ)。
バリトン君が第1部のラストで歌ったドン・カルロ(ヴェルディ)のロドリーゴのアリアは、高音も驚異的に安定し、彼一流の抒情性も遺憾なく発揮され、いくら二期会研修所のマスタークラスに通っているとはいえ、文字通りの長足の進歩に、拍手と感嘆を禁じ得ませんでした。ブラヴォー

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いや、ほんとつい半年ほど前にはG音でひっくり返ったりもしてたのに、若者の成長ぶりには驚かされるばかりです。
最後に歌ったNegro Spiritualsのグルーヴ感とか、これから解決していくべき課題もいくつかはあったけど、音楽的センスと何よりも努力を惜しまない能力に恵まれた彼のこと、きっとこれから文句の付けようのない歌にブラッシュアップしていってくれることでしょう。
とにかく今まで私が聴いた中では今日のコンサートがベストでした。それに何より彼が珍しく(?)楽しそうに歌っているのがよかったです。
ご友人の斑猫もよかったです

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