演奏会を前にして団内で豚インフルエンザが蔓延。
って団員本人ではなく、彼ら/彼女たちの息子や娘が感染してるだけなんだけど、もう何やら大騒動。
結局世話役から練習や本番参加の方針が出されたけど、みんな自分の頭で考えることを放棄してないか?、とも思ったりもして。
豚インフルエンザの感染力は弱いし、また罹ったとて死亡率は季節性のものとさほど変わりはない。
この事実を踏まえるならば、単に常識的な範囲(熱があるなら休む。咳やくしゃみが出るならマスクをする)で行動すればいいだけだと思うんだけどね。もはや「常識」が成り立たないという話なのかもしれないけど。
でも本気でキャリアあるいは感染の可能性のある人が全員家に籠ってしまったら、日本の機能は麻痺しちゃうよね。
個人情報保護のために互助の精神が薄れたりコミュニケーションが不全に陥ったりという話はほんの一例だけど、politically correct的な考えが行き過ぎるとコミュニティの活力は失われるし、何よりも窮屈だと思います。
夜は京都から出てきた叔母と会食。
行きつけの
日本橋の寿司屋に連れて行きました。
彼女は独り身なんだけど、うちの両親と3歳しか離れていないとは思えないくらいの元気さで、やはり独身の者が日々を楽しく暮らしていくためには、何をおいても健康に気を配ることが必要なんだな、と感心しました。
そんな彼女が今心血を注いでいるのが陶器作り。
僕の生家は焼きものを生業としていて、今は叔父二人が祖父の後を継いでいるのだけれど、彼女も彼女なりに祖父を理解したい、祖父の娘としての自分を全うしたい、という気持ちの顕れなのだと思う。
今日、彼女が僕にくれた作品の良し悪しは僕には判断がつかないけれど、祖父への彼女の愛情は可愛らしいと思うし、それを僕にくれた彼女の気持ちも彼女なりの心尽くしなのだと思いました。
大事に使います。
・箸置き(叔母作)


3