予習のため「パン屋再襲撃」を読む。いわずと知れた村上春樹作品。
僕はもともと彼の小説は得意でないし、冒頭部分からして、「・・・春樹節だ。」と思って、いきなり挫折しかけたけど、ここでくじけては予習の意味がない。
幸い30〜40ページの短編だったということもあり、なんとか読み終えました(その後、ベッドから起き上がれず、結果として爆睡してしまったけど^_^;)。
でもまぁ言いたいことはなんとなく分かったかな。
いろいろと派手な虚構を使ってはいるけれど、要は「想いを成仏させてあげてやりなさい」ってことだよね。
消化しきれなかった想いはコンプレックスとなって陰に日向に性格や生活に影響を及ぼすし、それを解決するためにはそのコンプレックスとなった原因にまで遡って向き合い克服する必要がある、という。
まぁあまりに臨床心理学的といえば臨床心理学的な話だけど。
ということで、僕はこの小説の原点となった「パン屋襲撃」の方も読む必要があるのでした。あー、しんど^_^;。

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