思えば昨日はやっぱり興奮状態だったなぁ。
本番の時はとても調子良く声を出してたけど、アンコールのときに喉が「めりめり」言い出したり、片やまったく空腹感を忘れてひたすらビールだけ飲んでたり。
麻薬やると食欲がなくなって痩せるってのりピーが言ってたけど、こういうことかしらん(笑)。
そして1次会、2次会と飲み進み、3次会は僕の部屋で。
結局来たのはバリトン君も入れて10人そこそこだったけど、そこからワインが4本も空いたんだからすさまじい。ラーメンだとかシュウマイだとか、ウチの冷蔵庫も殆ど空になりました(笑)。
大学のときのサークルの同期も一人家に来たんだけど、僕と彼とは大学時代からの因縁(?)の仲。
いや、別に何があったってわけじゃないのよね。
ただ単に反りが合わないと云うか、馬が合わないと云うか。
でも今から考えると、単に僕が子供だっただけみたい。
彼が帰るときに、なんとなくハグがしたい気分になって、彼を抱き寄せてみたら、彼も受け入れてくれて。
ああ、僕はなんと細かいことを気にしてたんだろうか。
このシーン(?)を見ていた指揮者が「京をんなは自分のことが好きになれたんだね」といみじくも言ってくれたけど、年齢によるものかそれとも経験によるものかは分からねど、ここ数年で著しく自己受容が進んだのは確か。
自分を許せるということは人にも優しくなれるということなのですね。
そして指揮者はウチにお泊り。
一宿一飯の恩義で昼飯を僕におごって帰って行きました。
午後は昨日のお礼をお客様の皆様に書き送って過ごす。
なんだかとても虚脱感だけど、幸せな気分です。

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