今日は
びわ湖ホールで
オペラを観て参りました。
もともとは母親と一緒に観に行く予定だったんだけど、昨今の日記に書いている通り、親が歩き回れる状態にないため、急遽旧い女友達にピンチヒッターをお願いしました。
びわ湖ホールは日本でも有数の設備を誇るオペラ専用ホールで、どんなゴーカな建物かと期待してたけど、意外と簡素な造り。
でもびわ湖を借景にした眺めと、ステージの奥行きはさすがでした。
もったいないことに経営難がささやかれている当ホールだけど、京都駅からものの2,30分で行けるわけだし、また二期会やアルカイックホールと演目を共通化するなどして経営を効率化して、なんとか活性化を図って欲しいと思いました。
・テラスから琵琶湖を望む
・開演前のホール内風景
実際のオペラの方は音楽的にはかなり難解。
でも台本がよく練られているのと、歌手陣の演技力に説得力があるので、ストレートプレイとして、飽きさせないものでした。誤解を恐れずに云うと、映画音楽に歌が付いているような?
基本的にカタルシスが得られるような題材ではないんだけど、ちょっとだけでいいので、もう少しメロディアスなアリアや重唱があれば、もうちょっととっつきやすくなるのになと思ったけど、大筋においては自分の好きな種類のオペラでした。
歌手陣では
高橋淳さんと
小山由美さんが出色のでき。
またタイトルロールの方も、4時間にもおよぶ舞台を集中力途切れることなく熱演。特にシェーン博士に婚約を迫るところなど迫真の演技でした。
その後は京都駅に出て、
新福菜館でラーメンと焼き飯に舌鼓。
最後は京都駅ビルのカフェでベルギービールをいただいて帰途に着きました。

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