始発が動き出す時間を待って同窓会は解散したけど、もう眠くてつらくて仕方ないので、渋谷からタクシーに乗る。結局4,400円の出費。JRなら160円だかそこらなのに。
つか、そんなに金払うなら、始発まで時間をつぶす必要ないじゃん!!!
つくづく自分の優柔不断な性格が嫌になりました(-_-;)。
そして結局選挙も行けず。
まぁ僕が行こうが行くまいが、今回の民主党の地滑り的勝利は予想されていたことではあるけれど、今の民主党に執行能力のある人はいるのかなぁ?
個人的には小沢一郎に一度舵取りさせてみたかったところだけど、なんだかスキャンダルに巻き込まれてしまったからね。浄化作用の行き過ぎも困ったものです。
つか、財源とかほんとどうするんだろう???
#投票してからものを言え>自分。
昼前に自宅に来客を迎えた後、午後からは千葉にて
与那城敬さん出演のメサイアを聴く。
アマチュア合唱団の演奏会だったんだけど、ぶっちゃけメサイアって合唱が主役じゃないわね。つか、殆どソロばっかりじゃん!。こういう曲、ウチの合唱団だったら、絶対選ばないだろうなぁ。
でも曲自体はさすがに魅力的だったわ。
ヘンデルってバッハと同じ年に生まれているみたいだけど、バッハよりも穏やかというか耳触りがいいというか、ヘンデルのポピュリズムがいい意味で出ていると思いました。
それにソリスト陣の素晴らしい歌声。僕は特に男性陣の歌が気に入りました。
テノールの
鈴木准さんの歌は初めて聞いたけど、プロフィールにもある通り、本当にモーツァルトが合いそうな感じで、繊細で無理のないその伸びやかな声は、王子様風の容姿とも相俟って彼のタミーノを一度観てみたいと思わせるに足るものでした。
それにお目当ての与那城さん!!!
今日の主役は彼だったといっても過言ではないでしょう。
音程、フレーズ感、様式感、どれをとっても、見事の一言でした。彼が歌い出したら、会場全体が彼の音楽の渦に巻き込まれて行ってましたから。"Why do the nations so furious?","The trumpet shall sound"最高!!!
しかし合唱の方はいろいろ考えてしまいました。
20年後、30年後の僕らの姿とか。
やっぱり合唱団に新陳代謝は必須ですね。
ウチの団も50歳定年制とか設けるかな。
いずれにせよ、もう少し「ズコーン」と来るサウンドが欲しかったです。
演奏会後は同行の大学後輩♂と差し飲み。
いろんな話ができて楽しかったです。

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