テレビが新調されたので、久しぶりにバーブラの映画「
サウス・キャロライナ〜愛と追憶の彼方」を観ています。
この映画、改めて絵が美しいですね。
湿地帯に映える夕陽を鳥瞰で舐める冒頭のシーンや、子供3人が水の底から太陽目指して水面に浮かび上がってくるシーンなんて、ほんと秀逸です。
それに人間の心の深い動き。
トラウマとはなんぞや、そのトラウマを解放しなかったとき人はどうなるのか、なんてことを実に丁寧に描いています。
バーブラ自身の監督賞・主演女優賞は無視されてしまいましたが、作品賞はじめアカデミー賞に8部門もノミネートされたのも納得の秀作です。
さて今日は月曜日だというのに、朝から気の滅入るメール(シャレか?)を2通もいただき、通勤時から気分はどんより。
そのうち1通は僕が考えても仕方ないことなので、成り行きを見つめることしかできないけど、もう1通の方が非常に困った。
というか、ウチの団ってここまで閉鎖的なの???
団のブログにも書いているのでご存知の方はご存知だと思うけど、そもそもウチの団は僕らが大学時代に在籍していた合唱団のOB・OGサークル。
でも世の中にはいろんな音楽的素養を持った方がいらっしゃるじゃない?
それに大学時代の人間関係引きずっていても何も新しいものは生まれないので、僕は積極的に外部の方を入れたいと思っているわけ。
そこにブログを通じてコンタクトしてきた方がいらっしゃったから、この前の練習に見学に来てもらったところ、次回も来て下さるという色よいお返事。
でもその方が次回もいらっしゃると分かった途端、僕の♀同期から「見学に何度もいらっしゃるだなんて変な方ですね」というメールが舞い込み。
「変な」って一体・・・。
僕がこのブログによく書いているように、合唱って労力も時間もかなり注ぎ込まないと成り立たないもの。
だからこそ自分に合う団かどうか見極めるのに数回の見学は必要だと思うんだけど。
でも僕が今の団、遡って、大学の団に対して抱いていた"違和感"の根っこは、この大学純血主義にあったんだなってことが、今日改めて分かりました。個人的には近親相姦は破滅しか招かないと思うんだけど。
幸い、この春の新人勧誘大キャンペーンで新しいメンバーも沢山入り、いくつかのサブカルチャーが共存できる規模にはなったので、例え僕が彼女と袂を分かったとしても、お互いあるいはどちらかが団を辞めるような事態には発展しないとは思うけど、例え趣味のサークルと雖も、いろんな人のいろんな思惑が絡んでくるので、団運営って改めて難しいなと思いました。
自分としてはいい音楽が奏でられればそれでいいんだけどな。

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