今日は僕が開設している「
バーブラの館」の今年初めてのオフでした。
バーブラ・ストライサンド自体が楽隠居状態なので、彼女の活動に合わせてオフ会をすることは残念ながらあんまりないんだけど、2/3にリリースされた「
愛のイエントル(YENTL)」の
25周年記念ディレクターズカット版DVDをlevieさんがご購入されたので、それを観ながら館員で打ち騒ごうという趣向。
でも生憎そのDVDのリージョンコードは"1"、すなわちUS国内仕様なので、日本盤しか再生できない拙宅での開催はあきらめ、フレンチフライさんの自宅を開放していただくことにしました。深謝>フレンチフライさん。
夕方の17時にフレンチフライさん宅の最寄駅に集合したのは、levieさん・マージさん・Suzuさん・KONTAさん・僕の5人。
今回はショートノーティスだったので調整し切れず、いつもより参加人数が少なかったのは残念だったけど、大阪からKONTAさんが駆けつけてくれたのは嬉しい限り。
久しぶりのフレンチさん宅ではいきなりの大画面テレビに圧倒される。
この大きさだったら50万円は下らない???
つか、自分の消費生活劣等生ぶりを改めて痛感致しましたわ

。
バーブラの息子のジェイソン・グールドの監督作(Boys Life(?))を眺めつつ、仕事で遅れてきたけんを迎えに行って帰ってきたら、食事が始まっておりました。
フレンチさんお手製のバッファローウィングも美味しかったし、アボガドのサラダも旨かったなぁ。みんなが持ってきてくれた春巻きやケーキ、ワインも美味しかったし、至福のテーブルでした。
levieさんが持ってきてくれた女装女優(?)の映画の、「"愛のイエントル"を観たことある人?」「はーい(全員挙手)」というシーンで盛り上がったところで、今日のメインイベント「愛のイエントル」の上映が始まる。
最初に美味しいところからということで"The Moon And I"と"Several Sins A Day"の絵コンテから観たんだけど、やっぱりバーブラ、最高に歌がうまい。
デモなので、粗はかなりあるし、楽譜や伴奏に引きずられているところもあるけど、このドライブ感は一体どこから来るものなのかしらね。後で観たデビッド・フォスター・トリビュートのポッと出の新人(Katharine McPhee)とはえらい違いでした。
で、本編。
バーブラのオキャマ丸出しの演技や走り方に腹を抱えて笑いました。あんな男子学生がいたら、一遍に嘲笑の的だよ。
つか、ある意味、こんな観方してるだなんて、みんなファン失格かも(お前モナ>自分)。
でもこの映画、やっぱり心に響くんです。
Suzuさんなんてまんじりともせずにディスプレイに正対して見入っているしね。お約束の蝋燭吹き消しシーンはやってくれたけど(笑)。
僕もあまりに感情移入しちゃうんで、うまく文章には表せないんだけど、自分の信念を貫き通すことや努力を惜しまないこと、自分を信じること。人を愛する喜びと苦しみ、性を超えた愛情と異形の者としての自覚、「ノーマル」なものへの憧憬。そして自分を偽らずに正々堂々と生き抜くこと。
僕がこの映画を初めて観たのは多感だった高校1年生のとき。
自分が同性愛者であることをはっきり意識したのがこの時期だったし、また将来のことを真面目に考え始めたのもこの時期だったので、ほんといいタイミングでこの映画に出会えたのだと思います。
しかしやっぱり
ミシェル・ルグランの音楽は素晴らし過ぎだなぁ。これ以上の音楽を僕は他に知らないと言い切ってもいいくらい。
映画の方も実はプロットがよく練られているということも分かったし、
エイミー・アーヴィングもさすがアカデミー賞助演女優賞にノミエートされただけあって、いい演技してます。
マンディ・パティンキンもこうして見るといい男だしね。
それに今日のサプライズギフトは北海道からのりりぃさんのお電話。全員オキャマ(含:名誉オキャマ)とは云え基本的に男ばかりのオフ会だったので、「紅一点」のマージさんもほっとされたんじゃないかしら。結構下ネタも炸裂してたからねぇ(苦笑)。
そして1次会の後はフレンチさん・KONTAさん・けんと新宿二丁目へ。
けんは別用があるとのことでそこでお別れだったけど、残りのメンバーはいつもの地下組織(FUJI)へと繰り出しました。
フレンチさんはさすがにお疲れの様子だったけど、KONTAさんといろいろおしゃべりできてよかったです。
次はバーブラのニューアルバム発売記念オフかな!?。
タクシーにて2時前に帰宅。
・愛のイエントル(US盤DVD)


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