胸騒ぎで目覚める。
ちょっと会社で気になることがあって。
というか、この不安はある意味金曜日くらいから続いているんだけど、はやかわさんや両親に紛らわせてもらってた、みたいな。まぁ今更思い悩んだって仕方ないといえば仕方ないんだけど。
折も折、空は今にも泣き出しそうな天気。
でも今日は夜にテレビ局からの取材があるしなー、暗い顔はしてられないぜ。
と思いつつも、じりじりと時間は過ぎ。
まぁ朝1番で呼ばれることはないとしても、10時過ぎたら肩を叩かれるかしら。
でも課長は仏頂面しながらPCを叩き、時計は10時半を回り、やがてお昼を迎え。
昼からは久しぶりに課内ミーティングの召集があり、何か発表があるかと思ってたんだけど、そこでもまた特に重要な発表はなく。
まぁくよくよ考えていても仕方ないので、夕方の個別面談で思い切って自分から切り出してみるか、と思いつつ、しばし自席で自問自答。
昨年の自分は本当にやるべきことをやりつくしたのか?
今年の自分は良い評定に慢心していなかったか?
もし望んでいた結果が得られなかったとしても、人生はマラソン。ここで腐らずに人事を尽くして天命を待つしかないか。
なんて考えてたら、自分の番の面談が回って来て。
で、最初はジョブホパ美さんの近頃の仕事ぶりや僕との役割分担、来年の活動計画なんかを話してたんだけど、急に課長が「あー、大事なことを忘れてた。」と言い出して、来るか来るか、とドキドキしてたら、ついに待ちに待った言葉が聞けました<「タローちゃん、昇格です」。
あー。ほんと今まで頑張ってきてよかった。
前の資格に上がるの、僕はトップの集団ではなかったけれど、第二集団の中にはいて、それからも自分では人後に落ちない働きをしてきたという自負はありつつも、大事な時期に全く別のフィールド(今の部署ね)に放り出されたり、昨年も昇格の資格は得ていたのにoverlookされたり。それも特段上からの理由の説明もなく(言外に独身だからというようなニュアンスは感じたけど)。
そしてそうこうしている間に、同期がどんどんマネージャーになっていったり、後輩に追い抜かれたりとか。正直、焦りというか、これ以上昇進が遅れたら、劣等感に苛まれて立ち上がれないかもしれない、なんて思っていたところだったので、今日の内示は本当に嬉しかったです。思わず机に頭をこすりつけて「ありがとうございます!」と叫んだくらい。
でも本当に頑張らないといけないのはこれからなのよね。マネージャーになるための研修が始まるのはいいとしても、もし課長になれた暁には僕の判断が部下の人生を左右することもあるわけだから。そう考えると、管理職というのは非常に重いものです。
まぁ昇格したからと云って、それが即管理職になることと同義ではないにせよ、候補生になることは事実。褌を締めなおさなきゃいけないわね。
そして、昨年の今頃、腐りかけてた僕を前向きな気持ちにしてくれたあの人に、感謝の気持ちを伝えたいです。

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