いつからいつまで真っ最中なのか?どこから残りを、余命を、マットウする生き方なのか?解からんねぇ。いつから俺は貯金を使い出したんだろう?カツヲ節を削りだしてる。あの頃はあんなにカタかったのに。
今日は立秋らしい。今日からは残暑見舞い。って言うらしい!
職場の工場内を歩いてるとねぇ、いろんな人から声を掛けられるんだ、俺は。「いやぁ〜淳ちゃん、暑いねぇ〜」って。「夏だもん」俺の返答は至って簡潔なの。いじわるでしょ?おちゃべり大好きなんだけど。下らん事に付き合いたくないんだ。下らん会話に時間を使いたくない。だって夏が暑いのは当たり前。
夏が寒くなったら、それはキミが住んでる場所が南半球になったか、この星、地球自身が風邪を引いたかどっちかだろう。奴が風邪を引いたって俺はギターを弾いてるけどな。太陽の真下で。一年中。【オール・シーズン対応型ギター・リスト】って。その日が来たら、その言葉を俺の墓石に刻んでくれっ!
いつだって俺は大好きな女のコ達の為にギターを弾くのさ。おぉ〜カッコいい〜っ!おぉ〜アツアツぅ〜!摂氏6966℃っ!ハッ!
みんな溶けちまえっ!
日々の仕事がてんてこまい。なんだ。俺の会社が引っ越しするんだ。
シナロケのGIG開始ん時みたいに秒読み開始っ!って状態。
『スリー!ツー!ワン!ゼロっ!』ってね。
夏休み後に俺達弊社社員全員はロケットみたいに浜名湖の西側、新居町にぶっ飛んで行くのさ。
昨夜、ロバート・プラントが部屋に居たんだ。
信じられないだろ?ホントの事さ。レッド・ツェッペリンのリード・ヴォーカリスト。
奴は俺の枕元に近づき唄った。んだ。ホントの事さ。
『DAZED AND CONFUSED(邦題:幻惑されて)』をね。いい選曲。状況にピッタリ。
ボブは(英米ではロバートをあだ名でボブって言うんだ)深夜だし気を使ってくれて、ヒソヒソ声で“幻惑されて”を唄ってくれたんだけど。羨ましいだろ?でも。なにぶん。あの声質だし。ギンギンに響いちゃって。俺は目覚めてしまった。モーニング・コールをよろしく。ありがと。サンキュー・ボォブっ!
さんざん、てんてこまい後、帰宅したら音楽とビール。そんな毎日が続いてるんだ。飯なんていらない。酒とつまみ。それで充分。柿の種で俺は育つのさ。
雨も風呂の水も便所の水も流し台の水も。ビールだったらいいのになぁ〜。
そして【キミが流す涙もビールだったら。ボクが全部、吸い取ってあげるのに・・・】って言うと思ったらぁ?
バカヤロっ!おめぇ〜は飲みすぎなんだよっ!俺も飲みすぎなんだよっ!
幻惑と酔いのオール・デイ・アンド・オール・オブ・ザ・ナイト。明日はどっちだ?
残暑見舞い申し上げますっ!
1969年発売、LED ZEPPELINのアルバム【LED ZEPPELIN】。A面4曲目に“DAZED AND CONFUSED(邦題:幻惑されて)”収録。
1995年発売、THE ROLLING STONESのライブ盤【STRIPPED】。A面2曲目にBOB DYLANの“LIKE A ROLLING STONE”収録。最初、このテイク聴いた時に、ボクは我が耳を疑った。誰でも尊敬するディラン。だけどストーンズがカバーしちゃったの?ディランを?って。それもその曲を。そんまんまのアレンジで。曲、終了後に「サンキュー・ボォブっ!」ってキースが言うんだ。そこで感動した。俺は。
1979年発売、BRAKESのアルバム【For why you kicka my donkey?】。A面5曲目に“LIKE A ROLLING STONE”収録。アレンジ変えてるよ〜。いいですねぇ〜。英国のバンドならでは。

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