いろんな人間が居るね。みんな、そう思うでしょ。
そん中んうちのひとりに「あぁ〜自分とは違うなぁ、あいつ。いいなぁ〜」って思ったり感じたりしてね。
”他人の庭は綺麗に見える”って事かな。
そりゃぁそうさ、自分の庭はテメェの足跡でイッパイなんだから。
種を撒くにも水を散らすにも自分の庭に踏み込まなきゃぁなんねぇ。
目的はただ一つ。「花を咲かそう」だ。「実を採ろう」だ。
自己満足だ。
欲望を満たしたいんだろ?「あれも欲しい、これも欲しい」って。
自給自足を気取ったって、ワン・コイン⇒ワン・フード、ゲット可能だよ。
それで満たされる。「ワン!ツー!スリー!フォー!」ってね、トミーやマーキーやディー・ディー気取りでコインを重ねれば、もう満腹。
たとえ、あなたが100円ショップ、99円ショップに居たとしても。
自己満足の鉄砲を乱発射して他人の庭を荒らすんだ。荒らしてしまえ。
まるで、気になって気になって仕方が無いほど気になってる相手なのにイタズラしちゃってるチビッコみたい。
『1977年にはエルビス・プレスリーもザ・ビートルズもザ・ローリング・ストーンズも必要ない』って言っちゃった、唄っちゃった男、ジョー・ストラマー。
ホントは好きなくせに。だって俺が彼等ん事、好きなんだもん、ジョーが彼等を嫌いなはずがないよ。
将来、俺には、愛する子供ができて、そいつが成長して、そんで学校での漢字の宿題を俺に訊くんだ「おとうちゃん、この字、なんて読むの?ぼくには、わかんないよ」「どれどれ。”誠実”、”生真面目”、”正直者”、”似非不良”こんな漢字、おまえん担任は宿題にしてるのか?バカじゃねぇかぁ?おぉう?」「おとうちゃん、はやくぅはやくぅ、ぼく、おしっこ、がまんしてんだよぉ、もれるぅ・・・」「おぉ、わかったわかった、ごめん。この四つはなぁ、いいかぁ、おまえ、よく聞け」「うん」「これはなぁ、おまえなぁ」「うん」「『ジョー・ストラマー』って読むんだ」。
きっと、シラフで真面目に俺は答えるに決まってる。


《左》1977年発売、THE CLASHのシングル『WHITE RIOT』。B面に『1977』収録。《真ん中》1977年発売、THE CLASHのアルバム『THE CLASH/(SAME)』のジャケットの実写真。《右》2002年に俺は英国旅行実施。同んなじ場所に行ったんだ。場所はロンドン・カムデン地区。東京で言うところの原宿みたいな地区。カムデン付近をウロウロしていて、その場所を探していたんだが見つからず「レコード屋のおやじだったら知ってるだろう」って思って、近くのレコード屋に入店して、クラッシュの1stアルバムを手にとってレジまで行って「おじちゃん、俺、このジャケットの場所、探してんだ。教えてよ」って言ったんだ、もちろん英語で。そしたら「おぉ〜その場所だったらなぁ、そこ出るだろ、ぴゅっって曲がって、ひゅっって行けっ!そしたらあるぜ!」って教えてくれたんだ、もちろん英語で。果たして到着。そこら辺に居たアメリカ人っぽいガキを捕まえて「お前、写真撮れよっ!」って俺のカメラ手渡して「レディー・ステディー・ゴぉー!」つって撮らさせたんだ。実話だよ。

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