年を取ると、年寄りになると、早起きするようになるって本当か?
あなたが住んでる住宅の最寄の公園へ出掛けてみよう。日曜日に。早起きして。
ゲートボールやってるかな?おじいちゃんおばあちゃん。なにぃ?やってないぃ?そぉなんだぁ。もう流行ってないのかな。年を重ねても流行に敏感な人達が居てもいいら?「わしゃぁ、これに一生カケとる」なんてな一途な人達が居てもいいら?なんにもしないよりなんかしていたい。ソウル・トレインが鈍行か急行か。それは人それぞれ。思いがけず急行になっちゃって終着駅に着いちゃうかも。俺は俺の死を死にたい。ワイン・レッドのレスポール・カスタム片手にね。
浜松のTHE SLICKSというバンドが東京都武蔵野市でGIGした。
2006年10月28日の出来事さ。
来年初頭に40歳になる男を中心とするバンド、THE SLICKS。そして、その男、永遠の69歳か?さすがに奴が計画を立案すると、集合時間が早くなるってもんさ。集合時間、午前8時。ドラムス担当の男んちに。んで午前8時ちょっと過ぎにメンバー集合。全3人。『永遠の69歳か?』(以後めんどくしゃいので69歳と表記)のクルマに楽器を載っけて、いざ出発。花の都・ダァ〜イトォ〜キョぉ〜♪
ドラムス担当の男、発言「ジュンちゃぁ〜ん、悪いけど銀行、寄ってくれるぅ?」「うん、いいよぉ」69歳応答。銀行着。午前8時15分。銀行の扉に書いてある『土・日曜日営業8:30〜』って。3人待機駐車場。もし市営グラウンドの駐車場だったら3人で毛布に包(くる)まるとこだった。
銀行出発。コーナー曲がる。クロスロードを左折さ。おばちゃん自転車接近中。69歳停車。おばちゃん、69歳クルマの存在を意ともせずに直進。危なかった。やっぱり年を重ねると一途になるのか?
東名高速道路侵入。カーステではニッポン語ロック流れてる。カセット・テープで。最高っ!「誰だぁ?このテープ編集したの?」「俺だぁ」自画自賛69歳。
富士山が見えてきたよ。「これ誰ぇ?」助手席の男がしゃべる。それはベース担当の男。「ウルフルズだよ」「ふぅ〜ん」ベース担当の男、返答それだけ。寡黙な男。「ウルフルズはカッコいいと思う。たぶんフジロックには出た事、ないんじゃないのかな?どうでもいいバンドなんか出さなくてもいいから、こういうバンドを出すべきだよな」よく喋る男、それは69歳。
Aへ続くよ。
1994年発売、ウルフルズのアルバム「爆発オンパレード」。ロックンロールなソウルフルなナンバー勢揃い。

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