(↑夏時間(DST)期間は欧米等の時間に1時間プラスしてください)
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2009/11/29

機内持ち込み手荷物のルールが変わる↓  日記

12月1日より国内航空会社の機内持ち込み手荷物のルールが変更されます。ビジネスバッグやハンドバッグなどの身の回り品以外は、3辺の和が115cm以内で、各辺の長さが55cm×40cm×23cm以内かつ10kg以下のもの1個までとなります(注)。

来月からは日本国内空港の保安検査場の荷物検査機にゲージ(55cm×40cm×23cmの枠を通すようです)を装着し大きさを確認するそうで、上記の各辺の長さを超える手荷物は検査されなくなります。そうすると、機内に持ち込めず、カウンターに預けざるをえなくなります。

何故にasktakaが機内持ち込み手荷物にこだわるかというと、通常一週間以内の旅は、国内、海外を問わずビジネスバッグあるいはデイバッグとガーメントバッグで行くからです。ところが、asktakaのガーメントバッグは、60cm×40cm×15cmなのです。つまり、3辺の和が115cm以内という全体の長さはかろうじてクリアしそうですが、一辺の長さだけは55pを超えてしまいます。

先日、全日空にガーメントバッグの機内持ち込みについて問い合わせたところ、最初は「規定以外のものはカウンターで荷物を預けてほしい」というマニュアル通りの回答でした。そこで、海外のキャリア(航空会社)はガーメントバッグの機内持ち込みは当たり前で、機内にバッグをかけるコーナーまである。グローバル・スタンダードからはずれているし、ちゃんと市販されているガーメントバッグの寸法を測っているのか、ガーメントバッグを持ち込みたければ海外キャリアに乗れということか、ビジネスクラスでも駄目か、などと問いただしました。すると、チェックイン・カウンターで持ち込み希望を伝えれば、係員が適正に判断しますときたものだ。そこで、さらに「適正に判断して海外キャリアと同様に機内に持ち込めますね」と確認すると、「ここでは断言できませんが、係員の判断でご要望通りになるかもしれません」だって。公式には例外を認めず厳格にルールを適用すると言っているようですが、どうなることやら。

そもそも日本人はあまりガーメントバッグを使いません。下手をすると荷物が歩いているようになりますからね。だが、米国人など外国のビジネスパーソンは、一週間以内のビジネストリップはビジネスバッグとガーメントバッグだけが多いですね。そうすれば、バゲージクレームで待たずにすみますからね。にもかかわらず、どうもわからないのは観光立国として海外から人を呼び込もうとしているのに、日本のキャリアがこんなローカルルールを導入したことです。

確かに、最近では車輪付きの小型スーツケース(LV、つまりルイ・ヴィトンでは「トロリー」と読んでいますが、他のブランドではどうでしょうか)を機内に持ち込む人が多く、機内に荷物がおさまらず荷物のトラブルによる運航の遅れが増加していることはわかります。定時運航は日本のキャリアは世界でも有数で差別化ポイントの一つですからね。海外キャリアの中には一時間遅れは当たり前のところも多いですからね。でも、ローカルルールはいけません。スターアライアンスに加盟している海外キャリアにお客が逃げますよ。

個人的には、115pの全体枠規制のみにしてほしいですね。そうすれば、よほど詰め込んで太らせなければ、条件をクリアできますけどね。帰りは危ないかな(苦笑)。もう20年以上使っているLVのモノグラムのガーメントバッグは、10年ほど前にウィーン空港で取っ手の皮が千切れ、昨年はマレーシアから帰国して自宅に着いた途端にまた同様な結果になり修理に出しました。やっと年輪を経て色合いが馴染んできているので、もっと使いたいのです。なにせLVの差別化ポイントである耐久性を身をもって検証しているのですから(笑)。


注:
たとえば、下記の記事を参照。機内持ち込み手荷物のルール改正に関して、詳しくは全日空や日航のホームページをご覧ください。

http://www.asahi.com/national/update/1129/TKY200911280392.html
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2009/11/28

お風呂嫌いの若者たち  日記

円高が顕著になってきました。リーマンショックに続いて、ドバイ・ショックの今後の影響が気になります。だが、週末にこの手の話をすると、ついついボルテージが上がるので、今日は暖かいお話を(笑)。

最近の若い人たちはお風呂が嫌いだそうです。ソニーマーケティング(東京都港区)が11月26日(いい風呂の日)にちなんで、全国の10代から30代の男女660人を対象に行った調査によると、全体の51.8%が入浴時に湯船に入らないそうです。この理由は「湯船に浸かっている時間が暇」との回答が約3割と最も多かったようです(注)。

最近の若い女の子、中高生あたりはお風呂に入らないという話は、数年前に女子高で教えている知り合いに聞きましたが、大人を含んだ調査で5割も湯船に入らないとは意外でした。実は、asktakaも30歳前後のころから真冬以外はシャワーだけでした。今でも、体感で寒く感じなければシャワーだけでOKです。週末には、リラックスして入浴剤を入れて湯船に入りますけどね。カラスの行水に近いですが(笑)。

たまに温泉に行って大きなお風呂に入りますが、湯疲れというか湯あたりするのには困ります。昨年の秋も箱根で、お風呂に入ってさて美味しい食事をと思ったのですが、夕食の途中で気持ちが悪くなってメーンディッシュを食べそこないました(苦笑)。日頃お風呂に入ってトレーニングしていないせいでしょうかね(よくコメントをいただくお風呂好きのパパリンさんを見習わなくては・笑)。

とはいえ、asktakaも温泉や湯船に浸かってリラックスすることは嫌いではありません。もともと猫舌、猫手(?)で温かいものが苦手なので、この延長でお風呂の熱さにも弱いのかもしれません。今年も暖冬とはいえ、これから少しは寒さを感じるようになるので、いろいろな入浴剤を楽しみたいと思います。

ソニーマーケティングがこうした調査を行ったのは、快適なバスタイムを可能にする商品開発の参考データを集めるためのようです。調査結果によると、若者たちは「テレビの視聴」や「録画しておいた番組が見れること」などで湯船で快適に過ごせると考えているそうです。どうも「防水のデジタル製品」が今後充実しそうですね。

さて、若い人たちは、お風呂の中のテレビなどのデジタル製品で風呂好きになるのかな。そういえば、日本やアジアなどラグジュアリーホテル(リゾートホテルを含む)では、お風呂に小さい液晶テレビがついていることもありますが、asktakaはほとんど観たことはないですね。これまでのライフスタイルを簡単には変えられませんからね。とはいえ、ソニーがどのような製品を開発するのか注目したいと思います。


注:
下記の記事を参考にしました。

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20091127/dms0911271212003-n2.htm
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2009/11/26

11月の提言:今、ドラッカーから何を学ぶか  ビジネス

今年はピーター・ドラッカーの生誕100年の年であることをHarvard Business Reviewの11月号で知った。同氏は2005年11月に亡くなるまで、著書は40冊を超え、共著、アンソロジー、対談集などを含めると100冊以上になるという。MBO(目標管理)をはじめ現代のマネジメントの考え方は、先覚者ドラッカーのアイデアに大きく依存しているのである。今月は、今、ドラッカーから学ぶべき点について述べてみたい(注1)。

筆者は定期的に『現代の経営(The Practice of Management)』に目を通すが、そのたびに次の「事業の目的」に感銘を受ける(注2)。

「事業の目的についての正しい定義は唯一つ、それは顧客を創造することである。(中略)顧客が買おうと考え、『値打ちがある』と考えることが、事業の成功にとって決定的に重要だ」

そして、事業の目的は顧客の創造にあるため、企業家機能はマーケティングとイノベーションにある、とい うドラッカーの言は何時読んでも新鮮だ。デフレ経済下で消費マインドの低迷に悩む経営トップや幹部にとって、今一度この言葉をかみしめて、具体的な手を講じてほしいと思うのである。

筆者はクライアント企業の改革のお手伝いをする際は、最初に「社内の常識は非常識と思って見直してください」とお願いする。ドラッカーの視点の一つも「経営の常識を疑え」である。そこで、筆者はこのドラッカーの教えに従い、次の3つの常識を再考すべきだと思う。

  1. 既存顧客を深耕せよ
  2. 品質がよければモノが売れる
  3. イノベーションは「技術革新」である

「顧客深耕」という言葉はこの何十年よく耳にした。これは「顧客に聞け」という顧客至上マーケティングにもつながるが、特に消費低迷の時代にこれでいいのか。かつて日経ビジネスに掲載された記事によると、ドラッカーは次の事例で問題を提起している。米国市場で20%のシェアを持つオフィス家具最大手のメーカーは、これまでオフィス家具市場を熟知していると自負していた。だが、90年代後半になると米国内の雇用形態が変化してSOHOが増加し4,000万人に達した。こうした環境変化によって、オフィス家具市場で成長性の高いSOHO族向けマーケットの販路は、従来のオフィス家具店から家庭用家具店へと移行していた。問題はある時期まで、オフィス家具メーカーは、こうした市場の変化を見逃していた点にある。 ドラッカーによると、この原因はこのメーカーが顧客至上主義にこだわって、全市場の20%に過ぎない既存顧客の情報に依存し過ぎていたことによる。つまり、未知な80%の成長性の高い潜在顧客の情報を看過していたのである。幸いこのメーカーは、途中でこの点に気付いたからよかったが、そうでなければ倒産の可能性もあったという。今売り上げが低迷している企業やお店は、既存顧客の減少と新規顧客の獲得難に直面しているはずだ。ここは大多数のノンユーザーに着目して「顧客創造」の道を探ってほしい(注3)。

次に、単に品質が良くてもモノが売れる時代ではない。今や品質がいいのは当たり前で、顧客が感じる「バリュー(顧客の受取価値)」がないと売れない。では、バリューとは何か。コトラーによると、総顧客価値/総顧客コストということになる。総顧客価値は、製品価値、サービス価値、従業員価値、イメージ(ブランド)価値の合計であり、総顧客コストは、金銭的コスト、時間的コスト、エネルギーコスト、心理的コストの合計である。すなわち、コストが一定とすれば、製品価値つまり製品の品質がいくらよくても、付随するサービスや従業員の対応そしてブランドイメージがよくなければ顧客が感じる総価値は向上しない。これまで、製造業は製品の品質、サービス業はサービスの品質にこだわり過ぎていなかったか。今、提供する製品・サービスの品質のみならず、派生するもろもろのサービスや従業員の対応、そしてブランド力を総点検するべきだと思う。そして、同時に分母のコスト削減を金銭的コストだけでなく、時間、エネルギー、心理面を含んで考えるべきである(注4)。

イノベーションという単語は日本語にしにくい。ひとたび「技術革新」という訳語が定着すると、日本語が原語の意味を超えて独り歩きすることになる。ちなみに、Merriam-Webster Online Dictionaryでinnovationをひいてみると、" the introduction of something new(何か新しいもの・ことの導入)"や"a new idea(新しいアイデア)"などとなっている。
つまり、イノベーションとは技術だけでなく、仕事のやり方、ビジネスモデル、組織、人そして社会などの変革を意味する広い言葉なのである。そして大事なことは、ドラッカーいわく、イノベーションの9割は企業の内部からではなく外部の情報、アイデアからもたらされるということだ(注5)。

筆者の好きな言葉の一つは「不易流行」だが、この意味するところは、不変の原理と可変の原理である。老舗企業が生き残ってきたのは、企業の価値観、理念、コア能力などは変えず、製品・サービス、ビジネスモデルなど時代に応じて変化させてきたからである。ここはドラッカーに従って、外部の情報、アイデアに目を開き、something newを試みてはどうか。

時代、景気の波を超えて「顧客の創造」はマネジメントの基本である。これを実現するためには上述した3つの常識にこだわらず、変革を実践してほしい。


注1:
Harvard Business Reviewの11月号ではピーター・ドラッカー特集として,"What would Peter say?(ピーターは何を言ったか)"及び"Why read Peter Drucker?(なぜピーター・ドラッカーを読むのか)"の2本の論文とコラムを掲載している.

注2:
詳しくは下記を参照.なお,引用文は筆者が意訳・超訳した.

The Practice of Management(邦題『現代の経営』),p.37.

注3:
2000年春頃の日経ビジネス誌の記事によるが,同様な話は下記の書籍にも出てくる.

酒井綱太郎『ドラッカーさんが教えてくれた経営のウソとホント』(日経ビジネス人文庫, 2008年),pp.87-88.

注4:
顧客受取価値に関しては詳しくは下記の45ページを参照.

フィリップ・コトラー『コトラーのマーケティング・マネジメント(ミレニアム版・第10版)』(ピアソン・エデュケーション、2001年)

注5:
ドラッカーのイノベーションに関する考え方は,『マネジメント(原題:Management)』『イノベーションと企業家精神』(いずれもダイヤモンド社)などを参照.
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2009/11/25

『日本橋三越本店お帳場通信』の廃刊  日記

昨日帰宅すると、『日本橋三越本店お帳場通信』が届いていました。最近はあまりよく見ないのですが、昨日は珍しく開封して中を見ると、「発行終了のお知らせ」というA4で1枚の文書が入っており、「誠に勝手ながら年末・年始号をもって発行を終了させていただく運びになりました。突然のご案内となり大変恐縮ではございますが・・・」ということでした。毎月届いていたのに年末・年始の合併号になったのかと思ったら、廃刊とは驚きました。

三越のお帳場制度は、上得意を対象にしたサービスで、割引きしてもらったりサロンの利用などができます。宝石や美術品など高価な商品は、担当のお得意様係にいえば3割引きぐらいにはなります。また、事前に担当に「これから行くよ」と知らせておけば、店の前で出迎えて、売り場まで付き添ってあれこれ世話を焼いてくれます。これは趣味の問題ですが、asktakaは煩わしいので利用しませんけどね。

三越は「ザ・百貨店」といわれるだけに、上得意客の質と量で他の百貨店を圧倒しているといわれていました。それだけに、今回のお帳場通信の廃刊は、時代の流れを感じます。伊勢丹との経営統合によって、相対的に業績が悪い三越は経営改善に迫られているのでしょうが、これまでの強みであったお帳場制度に手をつけることになるのでしょうか。割引のせいで一般客に比べて利が薄いといわれてきたお帳場客ですが、いわゆる売上のABC分析をすれば相当のウェートを占めていたはずです。いまや構造不況業種になった感のある百貨店ですが、売上よりも利益ということで虎の子の重要顧客へのサービスを低下させることになれば、結果は明らかだと思います。

三越はどこに向かっていくのでしょうか。まだ今後の戦略は開示されていないようですが、asktakaは迷走を続けているような気がします。伊勢丹のよい点を取り入れることで「三越ブランド」の再生を期待したいですね。
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2009/11/23

三田祭とミス慶應  日記

例年、勤労感謝の日は慶應義塾大学の学園祭「三田祭」の最終日です。三田キャンパスでは三田祭が終了後でないと暖房が入らないので、さすがに11月の中旬は教室で寒く感じる日もあります。ただ、最近は日吉に新しくできた大学院向けの「協生館」などは三田祭に関係なく暖房が入るようです。

三田祭は11月23日までの4日間で毎年約20万人が集まる日本で最大規模の学園祭です。講演やゼミの研究発表などの堅いものから、落語、お笑い、演劇、コンサートなどのライブなど、どの大学でも同じような内容ですが、asktaka的にはメーンイベントは「ミス慶應」の決定です。今年は昨日22日に文学部(社会学専攻)3年生がミス慶應に選ばれました。慶應のみならず、ミスキャンパス出身のアナウンサーは多いのですが、今年のミスはどちらに進むのでしょうね。

ミス慶應コンテストといえば、一昨年か先一昨年でしたが、最終候補の6人の中にAVに出演していた学生がいたとかで大騒ぎになりました。結局、本人は候補を辞退して5人の中からミスを選びましたが、本人はAV出演が公になったショックで休学したか中退したようです。まぁ、本人は趣味(?)と実益を兼ねたアルバイトのつもりだったのでしょうが、いくら本人の自由とはいえ限度がありますよね。男子学生が偶然にビデオを見つけたのかどうか、詳しい事情は知りませんが、本人はばれないと思ったのかな。

また今年は、ミス慶應コンテストを運営するサークル「広告学研究会」のメンバーが、何かの記念撮影のために日吉駅の構内を真っ裸で走って逮捕されるという事件がありました。男子学生がグループで裸で駅構内を走っているのを女子学生が撮影したそうですが、これも何を考えているのかわかりません。SMAPの草さぎ剛が六本木の公園で真夜中に裸になって逮捕されたニュースはまだ耳に残っているはずですけどね。とにもかくにも、ミス慶應2009は中止も噂されていただけに、ミスが決定できてよかったですね(問題の学生たちはどういう結果になったかは知りませんが、大学は甘いかなぁ)。

まぁ、ミス慶應コンテストに関連して何かと話題になりますが、まさか注目を集めようという高等戦術ではないでしょうね。であれば、やるとしても王道を踏まえたやり方をしてほしいな。なにせ応援歌「若き血」の中にあるように「陸の王者慶應」ですからね。

ということで、三田祭が終わると、気分的に冬本番です。それと忘年会のシーズンが本格化しますが、今年の賑わいはどうなることやら。
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2009/11/23

新作「ゼロの焦点」  映画

あまり邦画は観ない方ですが、それでも話題作などはたまには観ます。それと洋画がすでに観賞済みとか、面白そうな洋画が上映されていない時には消去法で邦画を観ます。松本清張の代表作「ゼロの焦点」は生誕百年を記念した1961年以来二度目の映画化で、前者のケースです。

ストーリーは大体の方がご存じだと思いますので割愛しますが、なんといっても新作の見ものは3人の旬な女優の共演です。広末涼子は前任地である金沢での仕事の引継ぎに行って新婚一週間で失踪した夫の妻、ヒロインを演じています。そして中谷美紀、木村多江が共演する豪華キャストです。あとは広末の母親役で市毛良枝が出演していますね。

広末は本木雅弘と共演した「おくりびと」が観客動員数250万人のヒットとなり、また本場のアカデミー賞外国語映画賞、モントリオール世界映画祭・グランプリを受賞するほか日本アカデミー賞を総なめして、世界で注目されています。中谷美紀は、映画「嫌われ松子の一生(2007)」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しましたが、05年にヒットした、2ちゃんねる(ネットの電子掲示板)への書き込みをベースにしたラブストーリー「電車男」のエルメス役で脚光を浴びました。木村多江は舞台女優としての活動のあと、テレビ、映画に出演。初主演映画「ぐるりのこと。(2008)」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した玄人好みの女優です。

このように過去3年間の受賞女優の共演は見ものです。広末涼子が20代後半とは思えぬ表情と落ち着いた演技が成長を感じさせました。でも少し老けた感じなりましたね(失礼!)。一方、30代の中谷、木村はそれぞれに演技派ぶりを発揮していましたが、この二人が「この道」を歌うシーンは、そんなに悲しくもないのですがジーンときました(いつものことですが・苦笑)。

前作を一度以上は観ているはずですが、ほとんど印象に残っていないので比較しようもありません。ただいえることは、今回の新作のみどころは、今旬な女優の共演なんでしょうね。それ以外は特段のコメントはなく、asktakaはB級の映画だと思います。

ちなみに1961年に野村芳太郎監督によって映画化された際の配役は、ヒロインは久我美子(今回は広末涼子。以下同様)、高千穂ひづる(中谷美紀)、有馬稲子(木村多江)でした。約半世紀前の映画ですが、当時の3人の女優はいずれも70代後半で生存されています。野暮かもしれませんが、新作に対する感想を聞いてみたいですね。
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2009/11/22

太宰、清張の生誕百年  日記

今年もあと40日足らずになりましたが、2009年は太宰治と松本清張の生誕百年の年です。お二人の出生地や関係する街などでさまざまなイベントが行われたようですが、本も売れているようです。

太宰治といえば、「人間失格」「斜陽」が代表作だと思いましたが、次はというとasktakaはピンときませんでした。新潮文庫の売れ行きをみると「走れメロス」「晩年」「津軽」あたりですが、前の二冊とは大分差がありますね。asktakaは代表作と「走れメロス」ぐらいしか読んでいませんね。それも「走れメロス」は確か一部が国語の教科書に取り上げられていて、仕方なく読んだ記憶があります。

松本清張の代表作は、「砂の器」「点と線」「ゼロの焦点」でしょうか。だが、同じく新潮文庫の売上をみるとトップ5は、1位が「砂の器」、2位は「点と線」ですが、3位は「わるいやつら」で、「ゼロの焦点」は4位で5位は「張込み」です。代表作と何冊かは読んでいますが、手元に残っていないのでよく覚えていませんね。推理小説ですから、出張時に新幹線の駅や空港で買って読み飛ばしたというのが実態に近いと思います(注1)。

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(出所:注1の記事より引用。なお、「引用」とは主張・表現などをおこなうために、一部分だけ他の著作物を転載することを意味し、「無断転載禁止」であっても「引用」は著作権上認められています)

映画化も盛んで、太宰治については「ヴィヨンの妻」「斜陽」「パンドラの匣(はこ)」の3作品が今年上映されました。現在は「ヴィヨンの妻」のみ上映中ですが、asktakaはまだ一本も見ていません。夏目漱石の映画は結構見ているのですが、あまり太宰を好きでないのかもしれません。というか、積極的に太宰作品に接したというよりも、感想文を書くとか消極的目的でいやいや読んだように思います(苦笑)。夏目漱石は「高等遊民」という言葉が気に入った時期があって全作品を何回も読んでいますけどね。

清張は35本が映画化されています。印象に残っているのは「けものみち(1965)」「点と線(1958)」「砂の器(1974)」「わるいやつら(1980)」ぐらいですね。「ゼロの焦点」は1961年に野村芳太郎監督、ヒロインは久我美子で映画化されていますが、現在新バージョンで放映中です。ヒロインは広末涼子ですが、やはり昔の映画よりも親近感を感じますね。そのせいか、通常よりも入りがよいように思います。中身はネタばれになるので(ストーリーはご承知の方が多いでしょうし)、割愛しますね(注2)。

ところで、なぜ今日生誕百年を取り上げたかというと、Harvard Business Reviewの11月号をみると、ピーター・ドラッカーの生誕百年特集が目についたからです。特集は"What would Peter say?(ピーターは何を言ったか)"と"Why read Peter Drucker?(なぜピーター・ドラッカーを読むのか)"の2本の論文で構成されています。この辺のお話はウィークエンド向きではないので、「今月の提言」か別の機会にアップするとして、連想ゲームで太宰、清張の方に行ったわけです。

もう手元には太宰、清張の本は残っていません。生誕百年の機会にもう一度代表作などを読んでみようかな、と思うasktakaでした。皆さんは太宰、清張はお好きですか?


注1:
太宰、清張の新潮文庫の売上については下記のサイトを参照しました。

http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090104/bks0901040858001-n1.htm

注2:
清張の映画化リストに関しては下記を参照。

http://movie.goo.ne.jp/cast/89160/index.html
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2009/11/18

路上禁煙は徹底して!  日記

今日の午前中は信濃町のK大学病院へ定期チェックに行ってきました。信濃町の駅を降りると、4,5人がたすきをかけて新宿区は「路上禁煙」です、と呼びかけていました。うん、うん、路上禁煙はいいことだ、と激しく同意したasktakaでした。

港区では喫煙者のマナー・モラルの向上を図るために「みなとタバコルール」を設定して、マナー喫煙を訴えているようです。路上では禁煙して決められた場所で吸う、などいろいろあるようですが、品川駅(名称は品川駅でも港区にあります。ちなみに品川税務署は港区にありおかしな話ですが品川区の人が対象です)周辺の状況を見ていると、マナーが守られているとは思えません。高輪口の駅前の横断歩道をくわえ煙草で歩いている人が結構いて、煙草の煙を吸い込んでいやな気分になることがしばしばあります。港区も新宿区に見習って「路上禁煙」を徹底して「禁煙監視パトロール」をしてほしいですね。

それから東京都も神奈川県のようにあるいは諸外国のように飲食店を全面禁煙にしてほしいですね。asktakaも40歳までは1日100本以上のヘビースモーカーですから、喫煙者の気持ちが分からなくはないです。しかし受動喫煙の害は明らかなので、喫煙者は他人に迷惑をかけることを自覚してほしいと思います(昔はスタッフをはじめ皆さんにご迷惑をおかけしました)。それと煙草の煙は美味しい食べ物の味を損ないます。asktakaは煙草の煙で舌がしびれて、かつニコチン臭くなってとても美味しくいただく気分ではなくなります。我儘になったのかな、これもエージングのせいにしちゃおうかな(でも、相手次第で許しちゃうところも、asktakaの我儘たるゆえんかな・苦笑)。

ところで、最近の喫煙率の傾向をみると、日本たばこ産業の「平成20年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は39.5%で過去17年間減少傾向にあります。1965年(S40年)以降のピーク時(66年)の 83.7%と比較すると41年間で44.2ポイント減少しました。年代別にみると、60歳以上の喫煙率は27.0%ですが、ピーク時に比べてなんと60.0ポイントも減少しています。30代から50代までの働き盛りの喫煙率は40%台後半で、時代は変わりましたが、先進諸国の中ではまだ日本は断然喫煙率が高くなっています。たばこの税率が安すぎるという説もありますが、意識の問題が大きいと思います。ちなみに、成人女性の平均喫煙率は12.9%でピーク時(66年)より漸減していますが、ほぼ横ばいです。まだ男性の平均喫煙率が4割弱というのも意外ですが、何とかなんないものでしょうか(注1)(注2)。

ここは経済学の需要曲線に従って、たばこ増税によって現在の倍以上の欧州並みの価格になれば煙草の需要も減少し喫煙者も減ることでしょう。マナー喫煙、路上禁煙を徹底させるとともに、財布への影響が効果的だと思いますけどね。


注1:
日本たばこ産業の「平成20年全国たばこ喫煙者率調査」の概要は下記を参照。

http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html

注2:
厚生労働省国民健康栄養調査(平成20年調査)によると、男性の喫煙率は36.8%で女性は9.1%でした。JTの調査と比べるとやや違いますが、誤差の範囲ですね。日本人の喫煙率は21.8%と述べていますが、男性と女性の喫煙率に大きな開きがあるので、統計学の常識として男女を平均した数字はあまり意味がないことに留意してください。調査結果の概要は下記を参照してください。

http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd100000.html
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2009/11/17

JR東日本は小売業?  ビジネス

JR東日本は都内を中心に積極的に駅中や駅周辺で商業施設を展開しています。実は小売業のランキングをみても8位に位置しています(下図)。現在、JR東日本が出資しているショッピングセンターは25社、131ヶ所(09年10月現在)で、08年度(09年3月期)の売上高は合計で1兆294億円です。今やJR東日本は日本有数の小売業の顔を持っていることがわかります(注)。

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(出所:JR東日本のホームページ)

小売業は立地産業ともいわれ、JR東日本は首都圏を中心に東日本の主要都市の好立地をカバーしているわけですから、一度駅とその周辺を有望な未利用経営資源として認識すれば、このような方向に行くのは自然です。まだ連結売上高でみて鉄道・バスなどの運輸収入が68%で、商業他が32%ですが、今後商業のウエートが高まることでしょう。

身近な品川駅周辺をみると、asktakaがJR品川駅の駅中で利用するのは次のお店です。

1.コンビニ(NEWDAYS)
2.本屋
3.アンデルセン(お気に入りのパンがあります)
4.エキュート(ecute、エキナカ商業空間です)
5.回転寿司
6.立ち食いうどん・そば

1〜3では自分用に買いますが、エキュートはお土産やちょっとしたお菓子を買います。5や6はたまに時間がないときにランチなどで利用します。皆さんも駅中にお店があるとすれば、大体このような利用の仕方ではないでしょうか。

あとはアトレ品川という駅に隣接する商業施設がありますが、この中にはクイーンズ伊勢丹やDEAN & DELUCA(NYのデリカ)などの物販があり週何回かは利用します。そして4階には飲食ゾーンがあり行きつけのバーがあります(銀座のMバーの出店です)。ホテルのバーとは違うおもてなしを感じる、このバーができて嬉しいですね(笑)。

品川駅高輪口は都内で最大のホテル集積地で約1万室の客室があり、ホテル内にはバーがあります。その中の駅前のホテルパシフィック東京は、1971(S46)年7月に開業し創業38年で来年9月に廃業する予定ですが、現在2か所になったバーは創業以来通っています。創業以来数年前まで4階にメーンバーがありましたが、現在は中華料理の個室になってしまいました。ホテルのバーは最近は不調のようです。30歳代ぐらいまでのお客はあまり見かけず高齢化していますからね。まぁ、パシフィックが廃業するのは寂しいですが、アトレにバーがあるので少しは救われますね。

このように書いてみると、asktakaは結構JR東日本の商業サービスを利用していますね。今月の上旬から京浜急行がセブンイレブンと提携して駅中にコンビニを出店しました。その一つが京急品川駅の上りホームにできましたが、なんと行列ができるほど混んでいます。まだ開店景気かもしれませんが、同じホームに格安理髪店チェーンのQBハウスやスープショップもあり、なんとなく賑わいのある駅らしくなりました。京急も身近な存在であるだけに、JRに負けずに便利な駅にしてほしいですね。


注:
JR東日本の「ショッピングセンター事業」の情報は下記などを参照。

http://www.jreast.co.jp/life_service/shopping/index.html
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2009/11/15

韓国での射撃場の悲劇  日記

昨晩、韓国の釜山の室内射撃場で火災が発生し、九州の観光客の中から死傷者が出ました。皆さんもニュースでご存じのことでしょう。

日本国内では拳銃の保有を厳しく規制されているせいか、日本人観光客は海外でこうした射撃場で拳銃を撃ってみたくなるようです。かくいうasktakaも、ハワイで2回、ベトナムのホーチミンのベトコン基地のそばで1回だけ射撃を経験しました。ハワイは釜山のように屋内射撃場でしたが、ベトナムはベトコンの地下通路などの観光ゾーンの一角にある屋外のライフル射撃場です。

射撃場で拳銃を撃ったという話をすると、女性の方は一様に「なんともの好きな」という顔をします。asktakaは別に拳銃に強い関心があるわけではないですが、まだ男の子だったころは玩具の拳銃で遊んでいたこともありますし、小学校の高学年のころは空気銃をほしがった時期もありました。でも、結局親は許してくれなかったですね。asktakaとしては世界に拳銃がある以上は、オスの本能として万が一の場合に備えて、お作法として拳銃の撃ち方ぐらいは知っておいた方がいいように思います。子供のころ体育の授業で柔道や剣道をやるようなものです。へ理屈かなぁ(苦笑)。

いずれにせよ、釜山の射撃場の主要顧客は日本人観光客であり、日本語のホームページで情報発信していたようですから、asktakaのように考える男性は多いのだと思います。でも、ハワイでの1回は会社の部下たちと一緒に行きましたが、その中には女性もいて命中率が高かった記憶があります。必ずしも男性だけが射撃に関心があるというわけではなさそうです。

韓国では一般の国民は拳銃の保有を禁止されていると思いますが、観光客相手の射撃場はOKなのでしょうか。カジノもそうですが、韓国人は禁止で観光客だけ入場が許可されるのでしょうか。どうもよくわかりませんが、韓国の商魂のたくましさを感じますね。

それはそうと、一時日本にカジノを作るという話がありましたが、その後どうなったのでしょうね。換金制限とか一定の条件を付けて、カジノを許可してもよさそうなものです。ギャンブル性、換金という点では、桁が違うというかレバレッジが違いますがパチンコも同じですからね。開発途上国のように国土交通省は、日本を観光立国にしようとしていますが、この目的で観光客相手のビジネスとしてもいいと思いますけどね。同様に、日本人がわざわざ海外に行かなくても射撃ができるように、国内に射撃場があってもいいのではないでしょうか。競技用のライフル射撃の練習場はあるわけですから、この延長線上で入場者の身元確認とかを厳重にすればいいのかなと思いますね。

米国のような銃社会でない日本は安全な国と言えますが、上記のような話をするとasktakaは安全ボケといわれるかもしれません。しかしながら、内需拡大をいうならば、できるだけ規制は取っ払うべきです。国内で需要があるものを、規制で国内に存在しないために海外で需要しているわけですからね。真に内需拡大を目指すのであれば、こうしたタブーに近いようなものを含めて規制を見直し、思い切った規制緩和を実施してビジネスの創出機会を増やすことが大事だと思います。

いやはや、釜山の射撃場の惨事の話からまた最後はビジネスの話になりましたが、被害者の方々のご冥福をお祈りします。合掌
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