第六回目の打合せから1週間の間にせっせと細かな図面を描き、5月30日、建築主ご夫妻も立会い、工務店への見積もりを依頼しました。
計画の概要を一通り説明し、その場で工務店側からの質問も受け付けます。
もちろん見積もりの過程での疑問点も出てくるでしょうから、その都度質問も受け付けることになりますが。。
見積もり期間はおよそ2週間。
その後、工務店から見積書を受け取り、先ずは僕が内容をチェックします。
図面や仕様書の通り見積もられているか、おかしな所はないか等々。
見積もり金額が適正であり信頼するに足る内容であると理解してから、僕からその旨を建築主に説明しつつ見積書を提出します。
その見積書及び僕からの説明を建築主が納得して、初めて建築主・設計監理者・施工者の記名捺印による契約が成立します。
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実は今回、契約までの間に少々仕様変更を行なっています。
見積もりの結果、予定していた建設費用より100万円ほど高くなってしまったため、ユニットバスと洗面化粧台を建築主と相談の上変更することになったのです。
今回の計画の場合、狭小住宅でもあり、過剰なデザインなどはまったくないためコストを減らすべき要素が建築本体からは見出せないと言うのが本音です。
建築主ご夫妻もその辺のことは良くわきまえていただいて、前述の設備をカタログの上からワンランク下のものへと変更してくださいました。
実際にはワンランク下げるくらいでは足らないのですが、工務店側も諸事情を理解してくださり、足らない分は出精値引としてくださり、契約へといたりました。
次はいよいよ地鎮祭!

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