(四国旅行記その4)
松山から高速を飛ばし香川の坂出I.Cに着いたのは夜の9時過ぎだった。そこで高速を降り隣町の宇多津のホテルサンルート瀬戸大橋(ここも格安サイトから予約したので半額。ダブルで¥6300)にチェックイン後、散歩ががてらにウロウロしていたら焼肉・寿司バイキングの看板を見ていたら腹の虫が騒ぎ出し即入店、¥2500の元を取るため必死のフード・ファイト!
帰りに恐ろしいほどハデな酒屋で、香川の地ビール「
さぬきビール」を買い込んでホテルの狭いユニット・バスに入りながら喉を潤した。

5年前に飲んだときはそんなに美味しかったという記憶は無かったが、今回はアルトとケルシュ・タイプを飲んだのだが、これが実にフルーティーな香りと軽い味わいで絶品。地ビールは少量生産で製造コストが高くなり、売価も高く(¥500以上のものがほとんど)品質もバラつきがあるため、他人にはあまり薦めたくはないのだが、コレは当たりでそのうえ¥280と安い。

翌朝ホテルの窓から金色に光輝く謎の高層建築物が見えた。
なんじゃ〜こりゃ〜と、ホテルをチェック・アウトしてその謎の建造物まで車を走らせた。
その建造物は
ゴールド・タワー(見たまんまやないか)といい、前面に金色のハーフ・ミラー・ガラスを使用した高さ150mを誇る観光施設だった。

ガラスに光が反射すると金色に光輝く仕掛けだったんだと感心しながら、趣味の悪い金色の天女像に見送られて最上階の展望室へと高速エレベーターで向かった。すごいスピードで足元が地面から離れてあっという間に瀬戸大橋と瀬戸内海を一望し高所恐怖症の僕は体が震えて冷や汗がタラリ。30分間¥1000でそれを超えると延長料金を払わせられるので、元を取るために展望室のフリードリンクを飲みまくり、コーヒーとコーラで腹がタップンタップン状態。

そんな僕の目の前に現れたのが
純金トイレ(重量26kg)
である。
しかもウォシュレット付きである。いったい、なんでこんなモノがあるかといえば瀬戸大橋が開通した時は瀬戸大橋博覧会まで開かれて、たいそうこのビルも観光客で賑わったそうだ。その時に客寄せで
世界のトイレ博物館やらなんやらが併設されていたらしくて、その名残りだそうだ。

そして、さらに趣味の悪い
純金製のスリッパ(重量2.5kg)を発見して手に持ってしまった。重い、タダそれだけである。ひたすら重い。こんなスリッパが似合う人間がはたしているのだろうか?と考えながら、今度は足元を見ないようにしてエレベーターで地上に降りた。

売店ではこんなもん誰が買うんだろうという
ゴールド・タワーへ いってきましたクッキーを実際に買っているカップルを発見した。なんだか疲れた。

脱力した僕がさらに脱力してしまったゴールド・テレホンカード。
図柄は
タワーと
便器と
スリッパ。やっぱりココはその3っつだけだったのだ!
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