第16話「新井家の守護霊」
西大町警察署前で出会うユウコと本田警部
(待ち合わせしてたのか偶然なのか?)
屋外のカフェで語り合うふたり
(こんなに仲良しな感じだったっけ?とか思ったけど本田警部が敵視しているのはポワトリンであってユウコは息子のカズヤの友だちのお姉さんだし)
本田警部は「ここ一ヶ月ばかりの事件はポワトリンが解決してしまい警察の面目まるつぶれ」だと署長に責められているのだ。
「ポワトリンは警察の敵だから逮捕しろ」とまで言う署長
ママをおだて倒して家の前に看板を出すポワトリンクラブ
地味でレトロな感じではあるがそれなりにこじゃれた雰囲気ではある。
劇中では誰がデザインしたことになっているのだろう?(もしかしてママなのかも)
さらに手描きのポスターを町中に貼りまくるメンバーたち
(*カラーコピーもそろそろ出始めてたと思うけどまだまだ高かったような記憶*)
電話番号書いてあるけど誰か(視聴者)がかけちゃったりしなかったのかな?
(もちろん実在しないんだろうけど)
そのポスターを見てポワトリンクラブに依頼にくる新井礼子
がちがちに緊張しまくるメンバーを見て「バーカ」とつぶやくモモコの表情が何とも言えない!
新井礼子は学校で下駄箱やカーテン、地球儀や掃除用具にまで襲われてると言う。
しかも誰も信じてくれない。
カズヤ「もしかして学校の嫌われモノじゃ」
これまでの件で懲りてないのか「おまかせください」と次々と新井礼子の手を握るメンバー
「ダメだこりゃ」みたいな表情で立ち去るモモコ(笑)
「事件なら警察が」と言う本田警部だが意外なことにお化けやオカルトの類は大嫌い。
しかし署長命令で新井礼子を守ることになってしまう。
本田警部、ユウコと共に学校へ
並ぶとふたりの頭身の差が際立ちますね。
ユウコの顔が小さいのか本田警部の顔がでかいのか(笑
風でひらめくカーテンにすらビビる本田警部にユウコは「怖さが先に立って冷静さを失いちょっとしたことでも異常現象を感じてしまって」となだめる
「それもそうね」と納得しかけた本田警部だったが新井礼子の教室で机が揺れ地球儀や掃除道具が飛び回りついには白い布をかぶったようなオバケまで登場し気絶してしまう
さすがにユウコも怖くなってしまったが「オバケになればポルターガイストなんて怖くないもの」とオリュードでお化け(古風な和風の幽霊)に。
お化けの正体はライバルである本田警部を狙ったポワトリンクラブのメンバーであった。
逃げ出すメンバーを追いかける本田警部
ユウコは新井礼子の机に「新井家守護霊大新井様」と書かれ(掘られ)た謎の人形(遮光器土偶に酷似)を見つける
ポワトリンクラブと警部の悲鳴、理科室のガイコツ動き出したのだ。
変身したユウコはガイコツの正体を大新井様と見抜く。
代々、名門新井家を守ってきた大新井様だったがなんと新井礼子におまじないの道具として使われていたのだ。
「守護霊を小学生の恋人探しやプロポーションのおまじないに使われてたまるか」と嘆く大新井様。
「同情します、私が新井礼子の代わりに謝ります」と言うポワトリンだったがその隙を狙う大新井様、セコイ!!
そんな大新井様だから見た目の大仰さに反して大して強くも無く元のご神体へと戻されてしまう。
事件の原因はともかくもうちょっとインパクトのあるキャラだったら再登場も有り得たのかもね?
ともあれ事件は解決、ポワトリン逮捕に新たなる闘志を燃やす本田警部であった。
新井礼子は署長にお礼「警視総監になれますように」とおまじないをかけようとするが鞄の中の大新井様が無い
ふたりで呼びかけてると「はいはーい」と返事がするので見てみたら窓の外から巨大な大新井様が覗き込んでいた。
(もちろん二人とも気絶)
それはご神体を届けに来たユウコがペンダントの能力で見せたものだった。
署長を演じているのは玉川伊佐男氏。
「レッドバロン」の自転車刑事でコミカルな演技も披露されているが今回の役はどちらかと言うと「シルバー仮面」での“大原のおじさん”の延長線にあるようなキャラクターで抑えめの真面目な芝居がなかなか奇妙な雰囲気を醸し出している。
いっそのこと大新井様との二役でも面白かったかも。
今回は新井礼子回でもあったが本田警部のいろんな表情も見どころであろう。
現在、公式配信中の「勝手にカミタマン」にもちょこっとした役で柴田理恵さんが何度か出演されていて、そんなに極端な芝居をしているわけではないのにあの声、あの顔で圧倒的な存在感は既に完成しているのに感心?してしまう。

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