失礼ながら河崎実監督の映画って小さな劇場で短い期間にこっそりやってる感じがありました。
実際「アウターマン」の時も公開2日めの夜観にいったのにお客さんがあんまりいなかったのです。
なので驕り高ぶった私めはなめてかかって公開初日に観に行こうとしてたのですがまだ何時間もあるのに『満員札止め』と言う衝撃の事態に遭遇してしまったのです。
まさか・・・いくら舞台挨拶付きとは言えこんなことになるとは・・・!!!
しかし呆然とし当ても無く渋谷の町を彷徨うほどのヤワな男では無いので近くで行われていた「河崎実」展で懐かしいイコちゃんの制服の写真を撮ってきました。
さてリベンジをどうするか?
そんなに熟考するまでもなく日替わりトークゲストが堀田眞三さんの7月19日に行くことにしました。
堀田さんと言えば「宇宙からのメッセージ・銀河大戦」のコーガー団長を始め東映特撮モノ等で数々の悪役を演じられてこられた方です。
こりゃ何か私物にサインしてもらえるかも?!と思った自分はしばし考えこんな本を持って行くことにしました。
もちろん基本的にはパンフレット等「モノ」関連の商品購入者にのみ、と言うことで他のお客さんはパンフレットか持参した色紙にサインしてもらってたので自分はパンフを買ってそちらには河崎監督に堀田さんには持参した本にサインをいただきました。
トークの中で「宇宙からのメッセージ・銀河大戦」のことにも触れられており「今でもフランスで大人気」とか話されていたので「銀河大戦」のDVD持ってきたほうが良かったかな?とも思ってしまいました。
映画は相変わらず河崎監督らしいアホなギャグがふんだんに散りばめられてはいましたが大筋としては意外と真っ当(なのか?)に「昭和の怪獣映画」っぽかったと思います。
個人的には「悪の心でパワーアップした」新田陽出人Cが可笑しかったです。
またウクレレえいじさんの芝居があきらかに高倉健さんを意識されていたのがシブかったです。
かって本家?の「ウルトラマン」や「ゴジラ」でも高倉健さんを起用する話もあったことをご存知だったのかどうかはわかりませんがなかなか興味深いものがありました。
(もしウクレレさんが知らなかったとしても河崎監督なら知ってるはずだよなあ)

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