高嶋兄主演の「ZIPANG」をもうかなり前にTVでやった時に録画したものの、間違って最初のほうに別のものを録画しちゃって以来、もう一度最初から見てみたいなあと思っていました。
昨年の秋ごろだったか中野のまんだらけでDVDを発見したのですが6500円ではさすがに手がのびませんでした。
しかし直後に渋谷のTSUTAYAに行ったらなんとまだ「VHS」が置いてあったのを発見してしまったのです。
不思議なものでなんとなく安心(?)してしまったのか、その時はすぐ借りませんでしたが、やっぱり「そのうち無くなっちゃう」と言う不安も湧いてきて「年末年始のお楽しみ」として借りることにしました。
「ZIPANG」を観るのなら同じく高嶋兄の「ヤマトタケル」も観たくなったのでこっちも借りました。
他には「修羅之介斬魔剣」(京本センセの実写映画版)と「宇宙人ポール」「ギャラクシークエスト」を借りました。
「ヤマトタケル」は初めて映画館で観たときに高嶋兄が「宇宙戦神」(「ウツノイクサガミ」と読みます)とゆう巨大ロボットみたいなのに変身するシーンのインパクトがあんまりにも凄過ぎて正直、他の場面のほとんどが吹っ飛んでしまうぐらいでした。
あとは篠田三郎さんが銅鐸かぶってたのと沢口靖子さんが歯を黒く塗ったりホクロをつけたりして醜女のフリをしてた場面をかろうじて覚えてたぐらいです。
今回は「そういう映画」だと言うのがわかっていたからなのか?思ってたよりけっこう面白いなあと感じてしまいました。
当時勢いのあった「ゴジラ」と並ぶシリーズにしようとした気迫は充分に感じられます。
「聖闘士星矢」に出てきそうな鎧をまとった阿部寛さんもじつにいい!!
改めて観たら自分の中でのポイントは上がりましたが、「どうしてシリーズ化までは成功しなかったのか?」もやっぱりわかっちゃったような気もしないでもありませんでした。
「ZIPANG」
改めて久しぶりに見ましたが高嶋兄及び安田成美さんの「無理してる」感あふるるお芝居からして初っ端から「なんか観てるこっちがやや気恥ずかしくなる」感が漂ってました。
いや、それでも「地獄極楽丸」とか悪くはないんだけどー
結局、途中から古代人とか幹二朗ちゃんのお話になっちゃってなんだかなあ〜
って感想はまったく変わりませんでした。
「ヤマトタケル」にしろ「ZIPANG」にしろ「こういうもの」だと知らないで観たお客さんには受け入れてもらい難いところがある映画かも知れません。

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