今回はドラマの話です。
もう最近では現行のドラマを欠かさず観るなんて言う事はほとんどやらなくなってしまいましたが現在放送中の「浪花少年探偵団」は今のところ見続けています。
主人公を演じる多部未華子さんの関西弁についてはネットでも両極端な意見が出ているようです。
一応、関西人の自分としては発音だとかそーゆーのはさほど気にはなりません。
言葉云々よりもむしろ「演じている」感が拭えないほうがやや気になります。
言葉を荒げて凄んでみたり、一応決め台詞的なモノもあるのですが「なんか無理してないか?」って気がしてしまうのです。
表情を作り過ぎて般若のようなお顔に見えて(うわ!失礼)ガラが悪いだけに感じられてしまうのです。
まあ、まだまだお若くてこれからの方だと思うのでこの番組での経験から更に成長される事を願います。
原作をはじめ「東野圭吾」さんの作品は読んだ事無いので原作の雰囲気がどうなのかは知れませんが番組では「東野圭吾」原作のミステリーと言うのを強調しているところもあり殺人事件なども起こるのですがコテコテの関西下町物語的なドラマの雰囲気とはしっくり来てないような気も、、、、
間に刑事さんが挟まっているとは言え一般市民に過ぎないしのぶ先生が事件に関わり過ぎるのはそーゆードラマなのはわかっているにしても不自然さを感じてしまうのです。
更に言うとさすがに殺人事件とかでは「少年探偵団」を活躍させづらくなってるよーな、、、、
先生や子どもたちが事件に関わってても「人が死んでる」のに、結構普段と変わりなくドタバタやってるのは、まー逆説的にリアリティがあると好意的に解釈出来なくも無いですが(苦笑)
作り手もそう感じる部分があったのか昨日放送された第5話では偽札に絡む事件で犯人追及及び逮捕劇を控えめにしていて(ってゆうかしのぶ先生は盲腸で入院してて動けない!)生徒や同じ病室のおばあさんとの絡みを描いてて今までの中では一番素直に楽しめました。
何より脇を固めるキャスティングがなかなか充実していてそれぞれのキャラクターもドラマ内で活き活き動き出してきた感じが良くなってきたのでこの調子で頑張って欲しいものです。
(むしろ事件の無い回とかあってもいいくらい)
中でも松坂慶子さんや斉藤由貴さんが「今や、こんな役柄を?!」とゆー感じで面白いです。

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