数日前にさいたま市立漫画会館で行われている「コミカライズの匠〜一峰大二原画展」を観に行きました。
閑静な住宅街の中にあるこじんまりとした会場で展示品の数も百数十点と小規模な原画展ではありましたがやはり「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の原画を目にする事が出来て嬉しかったです。
今や強大なラスボス倒すためにゾロゾロと出てくるゲームの駒みたいに成り果てたウルトラマンが本当に自分たちのヒーローだった時代を思い出してしまいました。
メビウスとやらの1クールで失望のあまりその後は映画も観てません。
もちろん当時の役者さんが今も御健在でおられるのを確かめる事が出来ると言うのは喜ばしい事ですけどね。
平成ウルトラの世界を確立するためにテレビシリーズではおおいに貢献した長谷川圭一氏も劇場版の脚本になるとどれもほぼ同じ話、そうティガの最終回の焼直しでしかありません。
「世界を覆う闇〜絶望〜あきらめちゃいけない〜最期の希望〜みんなの願いがひとつになって〜ピカー!!〜ウルトラマン登場!!」
平成のウルトラマンはそういうものだと言う事になっていると言うのには別に文句はありませんが、本来の「ウルトラマン」一緒くたにして欲しく無いなあ。
別に初代ウルトラマン絶対的信者ってわけじゃないです。
「80」も「ゼアス2」も「ダイナ」も「ナイス」も、それぞれ個々の作品の魅力で輝いてる作品は大好きですから。
そりゃ東映みたいに「仮面ライダー」の冠だけ使ってると言うのに問題は無いとは思いませんが、「もうどうでも良くなってる」と言う点で変なこだわり無く個々の作品を楽しめるのは少しマシかも知れません。
円谷って後付けで公式設定とやらをどんどん足して行くので、自分が楽しんでいた頃の気持ちをどこか否定されるような事が少なからずあるのです。
ちなみに平成のライダーは「クウガ」の途中で飽きたけど「アギト」の最後まではなんとか観て、「龍騎」の1クールくらい以降から「555」は全く観てませんでした。
「ブレイド」はわりと好みでしたが「響鬼」は前半がどうしょうも無くって後半の迷走ぶりのほうがまだ違う意味で楽しめました。
「カブト」もなかなか良かったけど、もう燃え尽きたと言う感じで以降の作品にはほとんど興味も持てなくなってしまいました。
自分もオタクな人間だとは思いますが「気に入らない作品を文句言うために見る」ような人間ではありません。
あーなんかこんなの書くつもりは無かったけど勢いで吐き出しちゃったと言う感じかな?
少しスッキリしたけどもともと少ない友だちがさらに減るかな?
炎上とかしないかな?(そんなに見られて無いって!ココ)
で、なんで今回の記事のタイトルが「黒いケーキ屋さん」なのか?と言うここからが本題です。
その漫画会館に行く途中の(何せ町の名前が「盆栽町」ってくらいですから)物静かな道に不似合いな異様なオーラを放つお店が!!
よく見るとこんなモノが!!
な、何のお店なんでしょう?
パンク系のファッション雑貨屋さん?それとも妖しい画廊?
実はこれでもケーキ屋さんさんなんだそうです。
残念ながらその日は休日だったので中を確かめる事が出来ませんでしたが出来れば一度挑戦してみたいものです。


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