さて「民話の読み聞かせ」のお絵描きもいよいよ後半戦
とにかく突っ走ってきた前半と違って時間的には余裕も出来た・・・はずなんですが
どうも思うように進みませんでした。
やはり実際の現場に立ち会ったり、(社交辞令だとは思うけれど)それなりに評価されちゃうと
「もっとウケを狙おう」とか欲も出てきますし、また柄にも無くプレッシャーを感じたりします。
また、そのうえに題材(あらかじめ選ばれているお話)がイマイチと言うか、状況説明的な
描写に終始してて、あまり広げようが無いと言うか、まあ、そう言う感じなのでした。
言い伝えと言う形なので変に描写を省いたりして、納得しがたいような展開もあったりもします。
そして・・・・『とにかく暑かった!!』
「走るのがすごく速い人がいました」と言うだけのお話では最初「エイトマン」っぽくしょう
と考えましたが、客層を考えるとちょっとわかりにくいだろうと思ってやめました。
丁度、某局の某長時間番組で走ることが話題になっていた人がいたのでその人を主人公のモデルに
して登場するその他の人物もその人の「ファミリー」と呼ばれる人たちで固める事にしました。
主人公の顔はそれなりに試行錯誤してなんとかしましたが、どっちかって言うと東八郎さんっぽく
も見えてしまいます。(これはやはり最初に「エイトマン」を意識したせいでしょうか?)
その他の「ファミリー」は写真見て一回描いてみたら、そこそこ描けたし、あくまでもイメージ
なのでそっくりにする必要も無いよなあ、と思いながら描きました。
人からは「言われなきゃわかんない」との声もかすかに聞こえましたが、「言えばわかる」と言う
だけで自分では満足しています。
*絵は今日、久々に観たダンディ坂野さんと日テレの宮崎アナです。
(「読み聞かせ」の紙芝居には登場しません。)
下書きは両方で10秒かかったか、かからなかったくらいで描けました。
自分ではよく出来たほうだと思ったので載せてみました。
描き続けているとなんとか壁のようなものを越えられたのでしょうか?
最後の作品の方向性も見えてきたので一安心です。
偶然、昨日の深夜、その方向性とも所縁の有る先生の原作の映画をやってました。
途中からだったので映画としてどうこう言うのは控えておきますが、バブリーな時代の
ファッションって何で今の目で見るとあんなに滑稽なのでしょうか?
60年代、70年代のファッションのようにまたアレが流行ったりすることがあるのでしょうか?
僕にはそうは思えません。もしかしたら、あの時代が人類(日本人?)のピークだったのでは?
と何の根拠も無く思ったりもしてしまいますが、どうでもいいことです。
それにしても主人公の女性ふたりの恋人がデビット伊東さんと和泉元彌さんって言うのは
当時的にもどうかと思うのですが、余計なお世話でしょうか?
まあ、そんな事はともかくこの映画、今は亡き石ノ森章太郎先生を始め、赤塚先生、
さいとうたかを先生、つのだじろう先生などのお姿が観ることが出来たので良しとします。
あ、また余談が長くなってしまいました。
さて、明日はまた別のお話で、僕自身がお話の主人公として絵だけでは無く、実際にお客さんの
前で演じると言う新たな趣向でお送りする予定です。
急な話でもうしわけありませんが、これを読んで興味を持たれた方は観に来て下さい。
*特別描き下ろし”みのさん”(河原さぶさんでも可)

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