所用があり飯田橋方面に出かける。
思いのほか、早く用事が済んでしまい、何となくその辺りをうろつく。
と、言っても会社とかお役所みたいな建物ばかりで特におもしろいものがあるわけではない。
まあ、秋田書店をはじめ、よく聞くような出版社がいくつかあるので少しは「へー」とかは
思ったけれど。
さて、そんな場所でいきなりメイドさんがいたのはおどろいた
。
秋葉原だったら犬も歩けば街の角々でメイド関連の店にぶちあたるし、珍しくも無いどころか
今や秋葉原を歩いている若い女性はほぼメイドさんなのでは無いか?と錯角するほどである。
しかし、飯田橋でも駅から離れたその辺りではそういうお店はありそうにもない・・・・
確かに今では、メイドさんを呼んだら来てくれると言う更にどういう業種なんだかよくわからなく
なってるようなのもあるようなので、その手のかな?とも思うけど。
とにかくメイドさんの格好よりも気になったのは、彼女の表情がやけに暗いと言うか不安げだった
ことである。
前述のような業種なら笑顔でいなければならないはずだ。
(あ、となりで誰かに携帯で連絡を取って待ち合わせしているようなおじさんがいました。)
出版社も近いので取材か何かとも考えられるけど、、、
とにかく、何だかシュールな光景ではありました。
更に歩いていると観たようなジェットコースターが!そう!後楽園ゆうえんち・・あ、今は東京
ドームシティって言うのか?
ぼちぼち春休みと言う事でもちろん子供たちもいましたが、競馬をやっているおじさん達や更に
今日は就職関連のイベントもあったようで、年齢や目的がそれぞれ異なった方々が同じ場所に
集まっているのもまた不思議な感じではありました。
売店の前で「ボウケンジャー」「マジレンジャー」「デカレンジャー」の主題歌DVDを流して
いたので既に懐かしさを感じながら眺めておりましたら、本当に偶然ですが、某劇団Wの座長S
さんがお子さん連れで遊びにいらっしゃってのに出くわしてしまいました。
自分はたまに普段行かない場所へ行くとその辺で銭湯に入ると言うのをよくやります。
今日も昔ながらの銭湯を発見(いや、下調べはしてるのですが)したので入りました。
そこでの出来事ですがここからは不愉快な表現が含まれているので、そういうのわざわざ読みたく
無いよ!って方はここから先は読まないで下さい。
さて浴室に入った僕はついうっかりして扉をきちんと閉めきれていなかったようで、後から入って
きたおじさんに「後ろちゃんと見てなきゃあ、閉まってなかったよ」と注意されてしまいました。
知らない人間でもきちんと注意してくれる、そんな人と人との心の触れあい!!
銭湯に来るとまだまだ、そういうものは残ってるんだなあ、、、としみじみしてしまいました。
んんぐわあ、その次の瞬間、僕は信じられない光景を目にしてしまったのです!!
ななななんと、そのおっさんは「かけ湯」もしないで平気な顔して浴槽につかってしまいました。
その瞬間、僕の全身に怒りの電流ほとばしり、
「糞おやぢい、そのまんま永遠に沈めたろかああっっっ!!」
と青空に遠く叫びたいと思いましたが、こう見えても私は意外と分別のある人間なので
そんな事はしませんでした。
しかし「うっかり扉をちゃんと閉めなかった」のと「かけ湯をしないで浴槽に入る」
神はどちらに重い罰を与えるのでしょうか?

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