イイ歳をした大人でありながら政治の話は向いていない事が判明したので
アニメの話をします。
観れないのならしょうがないやと思っていた「妖怪人間ベム」が観れるようになったので
(東京MXTVえらい)観ています。
初回は気付かずに見逃してしまったのですが第2話と3話を観ました。
メインの3人は結構昔のままの感じなのですが、色合いと言うのでしょうか、
やはり今風なのか何故かテカテカしているのですが「某アトム」ほど気持ち悪くは無いので
まあ気にしないことにします。
もちろん、あの旧作の絶妙なイビツさは真似しようにも真似出来ないのでしょう
ただ今どきのアニメファンが好まないであろうと思われるオッサンの読んでる劇画誌の
作品のようにも見えるキャラデザインには好感(?)が持てます。
(化け物に襲われた人がいちいちドアップで眼に血管走らせて絶叫するのはギャグに見えちゃうけど)
声は特に違和感は無いと思います。
ベムの井上和彦さんは落ち着いた口調の時はオリジナルの小林清志さんをかなり意識してるようにも思えますし
ただ少し「無理してる」感が無いわけでなく妙に時代劇調とまでは行かなくとも
なんか言葉使いが堅苦しかったりするのが少し可笑しかったりします。
見る前に一番引っかかってた“舞台がどうやら日本らしい”と言う点ですが、
今の所、そんなに「日本日本した風景や場面設定」が登場しているわけではなく
登場人物が日本人の名前と言う中でベムベラベロの異質感を引き立たせ、
更にベロと仲良くしようとする女の子と理解のない両親をレギュラー化(?)させる事によって
旧作のエンディングにもあった「大人なんかわかっちゃない!と言うテーマを
強調する事にもなっていると思います。
(でも登場する敵が何故か外国風なのは、良く考えればちょっとヘンなんだけど)
一番、評価が大きく分かれる所としてはやはりベラでしょう。
ベムとの会話が微妙にズレてる軽いボケの部分を担当したり、人間の子供に心動かされちゃったりして
旧作のクールでドライで「怒らせると怖いんだよ!とかゆうてるけれど怒らんでも
充分コワイやんけ〜」と言うキャラでは無くなってしまっております。
まあ、思っていたよりはそれなりに楽しませてもらっておりますが、どうしても気になってしまうのが
サブタイトルの筆文字が雨宮慶太みたいなのが一番浮いてるかなあ・・・・と

彼等のフィギュアが無かったので似たような人(?)たちで代用してみました。

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