第15話「ダイジョーブ博士の来日」
スポーツ医学の世界的権威ダイジョーブ博士3年ぶりの来日
手術した選手のその後を綿密に調査し新しいアドバイスを与えるためだと言う
そんなニュースをパパの職場で一緒にみているユウコ(あれ?何で?)
横関の君が代やプロレスのエレファント吾作ら、博士のおかげで奇跡のカムバックを果たした選手が博士を歓迎している報道を見ているとそこへニューヨークからのファックス。
資金難に陥ったアメリカのマフィアが大リーグで球団経営に乗り出すと言う情報だ
ユウコ「マフィアってアメリカのヤクザでしょ?」
パパ「金欲しさの為に何でもやる、ヤクザとはというもんだ」
各国にスカウトを送り込み全世界から選手を集める計画らしい
(ここでダイジョーブ博士がマフィアに狙われるとかって展開想像しちゃうよね。)
「下着ここに置いとくから」「木曜日あたりには帰れる」と言う会話でパパも結構忙しいことやユウコが編集部にいる理由がわかる。
ポワトリンクラブのトレーニング、当然、運動神経のいいカズヤが先頭でコーチしているが結構キビシくていかにも運動苦手そうなケンジやシンスケが次々と脱落してしまう
「そんなことでどうすんの?」説教するカズヤ
そしてタクトも・・・
空想?の中でのマフィアや凶悪犯やってるのは3パターンとも岡田勝氏
ケンジの時の「校庭三周全速力だ」って言う脅しも可笑しいがタクトの時の
「米俵を持ち上げろ」って何なんだ!(笑
そんな彼らを陰から眼帯をした牧師姿の謎の男が密かに見ていた。
タクトの家でカップラーメン食いながら「カズヤやめさせちゃおうか」と言う三人
帰ってきたユウコのマフィアのスカウトの話を聞いて「あんなやつマフィアのスカウトにつかまっちゃえばいいんだ」なんて言っちゃうシンスケも酷いが「クラブの恥」とまで仲間を責め立てるカズヤも悪いよな。
あの牧師がスカウトかもとケンジが描いた似顔絵をを見たユウコはダイジョーブ博士に似ている事に気付く
ユウコは図書館で医学書を読むが難し過ぎてオリュードで学者になる。
ダイジョーブ博士は人間、サイボーグ研究の権威でもあった。
運動神経のいい人間をサイボーグにしてマフィアのつくった球団に送り込み巨額の報酬を得ると言う普通にショッカーみたいな悪事(さすが石ノ森章太郎先生原作)を企んでいるのでは?と推理するユウコ
カズヤを探すユウコやタクトたち、通りすがりのモモコが袋をかついだ謎の牧師を見かけたという
その袋の中にカズヤが、とユウコは推理する。
博士の正体にしろ、カズヤがさらわれる件にしろユウコのイメージの映像なんだろうけどそのまんま現実なんですね。
手術台に縛り付けられるカズヤの元にかけつけるポワトリンだったが謎の光線に体力を奪われてしまう
なんとか逃げ出すカズヤではあったが博士の本当の目的はポワトリンであった。
ダイジョーブ博士のことを見抜いていたのは何故かと問われて「図書館で調べました、難しかった」と言って気を失うポワトリン。
帰ってきたカズヤと肩を組み「人間なんて」を歌うタクトたちだったがすぐに「歌なんか歌ってる場合じゃないよ」と気付きポワトリンを助けに行く!!
シンスケが開発したフルーツ弾で博士をそこそこ追い詰めるポワトリンクラブ
この場面で流れる主題歌のマーチアレンジも勇ましくていいな。
「あなたを尊敬していたスポーツ選手たちは皆、泣くでしょう」
タクトに助けられたポワトリンはさっきのお返しとばかり謎の光線で博士を気絶させる。
ポワトリンはメンバーたちに「友情を大切に」と諭すが「うん、大切にしよ」とリアクションが妙に軽い。
結局、カズヤのスパルタ特訓が繰り返されちゃうだけなんだけど(笑
岡田勝氏三連続とか「図書館で調べました」って妙に可笑しいところもあるけれどお話としてはかなり真っ当なヒーローもの的ではある
(ユウコの推理通りにお話が展開するところも含めて)
最近、公式配信中の「勝手にカミタマン」と比べるのもどうかと思うが浦沢節炸裂中の「カミタマン」のように浦沢義雄先生独特の言い回しとかもあまり感じられないのは何故なんだろう?
(このレビューを書く際に本編の台詞のニュアンスをなるべくそのまま伝えたいので何度も観直すのだが今回はいつもより観直す回数が少なかった)
何か路線の迷いとかでもあったのか?とか思ったが次が新井礼子なのでそんなこともないか、いやむしろ次回に力いれるために今回はセーブしているのかも知れない。
あと大杉漣氏のスケジュールの都合なのか、あまり時間がかけられなかったのかな?って言う気がしないでもないが実際のところはどうなんだろう?
(ブレイク前とは言えそれなりに多忙だったとは思うし)

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