2009/7/2
記63/このひと月 孤事記
ひと月ほど前のこと、
健康診断に肺ガン検診のオプションを追加したら
要精密検査と言われ、精密検査の結果が出るまでの、
なんやかんやの半月あまり、さすがに気持ち悪かった。
ネットで「肺ガン」について調べると、さらに気が滅入った。
ダメじゃん、手術費は高すぎるし、再発、転移の可能性は高いやん。
ホントに肺ガンなら、諦める他ない。
クリスマスには、俺は、もういない...。
と、そんなことにならず、ホッとしたけれど。


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健康診断に肺ガン検診のオプションを追加したら
要精密検査と言われ、精密検査の結果が出るまでの、
なんやかんやの半月あまり、さすがに気持ち悪かった。
ネットで「肺ガン」について調べると、さらに気が滅入った。
ダメじゃん、手術費は高すぎるし、再発、転移の可能性は高いやん。
ホントに肺ガンなら、諦める他ない。
クリスマスには、俺は、もういない...。
と、そんなことにならず、ホッとしたけれど。

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2009/6/30
fanta.145/選抜チーム敗退 少年サッカー親子奮闘記
以前のコラムに書いたように(fanta.141/ますます楽し)、今期は同地域のチームを集めた選抜チームを担当することになり、ある大会に参加した。予選リーグ4チームを勝ち上がれば7月中旬には泊まりがけの遠征が待っている。子供以上に大人たちはその遠征を楽しみにしていた。勝ち上がる可能性は高いはず。各チームの主力が集まっているのだ。ポジションに大きな穴はできないのだから。しかし私は、何度かの練習会をやっているうちに、このチームの欠点が見えていた。時間があれば条件付で修復は可能だっただろう。その条件とは、私が他のチームへの遠慮を無くし、自分のサッカー観でチームをつくることだ。もっとも時間は不足していたから、なんやかんやに目を瞑ったのだが...。


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2009/6/24
fanta.144/才能について 少年サッカー親子奮闘記
世の中のサッカー狂の人々から比べると、私なんか、ひよっこだ。少年サッカーの指導者になって12年目になるが、我がX区にはさらに10年を加えたキャリアを持つ人がたくさんいる。ましてや指導者になる以前の私がサッカーと関わったのは“ジョホールバルの悲劇”をテレビ中継で観ていたという程度なのだから。だが、12年間のサッカー密度はなかなか濃いものだと自負している。また私は当ブログを書くという作業によって、週末の出来事を振り返り、頭の中を整理している(毎週ではないけれど)。私は漠然と指導しているわけではない。理想像から逆算した問題意識と課題を心がけて子供と接することの積み重ねは、自負となって、私は自分の視点には自信を深めていった。だが、ここのところ、それが揺らいでいる。わからないのである。ふだんの練習時のプレーをゲームで活かせる方法が。自信を持たせる方法が。そして「才能」というものが、わからない。


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2009/6/2
fanta.143/長男への手紙 少年サッカー親子奮闘記
いつの間にやら我が長男は高校3年生。高校サッカー最後の一年を送っている。残す大会はインターハイと選手権だから、カウントダウンといってもよいだろう。以下は、今までここに書いたことを繰り返すかもしれないが、このブログを書くきっかけは長男だったのでお許し願いたい。
長男の仲間たちのスキルは高い。みんな性格もいいし(嫌な奴がひとりもいないと長男は言っている)、中にはとびきり頭の良い子もいる。中学時代の地域トレセンではキャプテンを務めた選手もいれば、クラブチームでトップ下を任されていた選手、スポーツ推薦入学者も複数いる。そんな中で長男は彼なりに頑張ってきたと思う。長男たちの学年は“個”がしっかりしていてキープ力が高い反面、ノッキングを起こす。つまり判断が遅いときがあり、チームとしてのリズムが一辺倒になることが多々ある。そんな中に長男が入るとリズムが変わる。ボランチから少ないタッチ数で長短のパスを散らすのは小学校時代から変わらない長男のプレースタイルだ。だが……。




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長男の仲間たちのスキルは高い。みんな性格もいいし(嫌な奴がひとりもいないと長男は言っている)、中にはとびきり頭の良い子もいる。中学時代の地域トレセンではキャプテンを務めた選手もいれば、クラブチームでトップ下を任されていた選手、スポーツ推薦入学者も複数いる。そんな中で長男は彼なりに頑張ってきたと思う。長男たちの学年は“個”がしっかりしていてキープ力が高い反面、ノッキングを起こす。つまり判断が遅いときがあり、チームとしてのリズムが一辺倒になることが多々ある。そんな中に長男が入るとリズムが変わる。ボランチから少ないタッチ数で長短のパスを散らすのは小学校時代から変わらない長男のプレースタイルだ。だが……。


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2009/5/28
fanta.142/08~09CL-Final予想 少年サッカー親子奮闘記
あと数時間後に08〜09チャンピオンズリーグの決勝が始まる。マンU VS バルサ。私は別にどちらも応援していない。クリロナもメッシも特別な選手であることには間違いないが、特に好きなわけじゃない。でも、もちろん興味はあるし、テレビ観戦するつもりだ。なので、勝者予想を。


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2009/5/27
fanta.141/ますます楽し 少年サッカー親子奮闘記
色とりどり、思い思いのプラシャツを着た30数名の小学6年生が私の前に並んでいる。流れる汗が泥と混じって顔に黒い線を染みつかせたまま、みんな真面目な顔をして私の話を聞いている。いちいち頷いている子も少なくない。目の色が違う、ってこういうことなんだなと、私は話ながら思っていた。この日は、地域の数チームから4,5名ずつを集めた練習会。この中から選抜チームを組織し、来年の3月まで3大会に出場することになっている。毎年行のことなのだが、今年は私が担当することになった。地域の活動に際しては、私はリーグ戦の運営を主とし、選抜チームには関わってこなかったのだが、今年は12年目という自分にとっての節目であり、また、少々おこがましいけれど、選抜チームのケーススタディを残そうと考えたのだった。


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2009/5/21
記62/懐かしき声と精密検査 孤事記
海老の背わた取って、と妻が言い、
僕はつまようじを、人間でいうと背骨を横から貫くように、
海老に突き刺して、太い髪の毛のような背わたを取っていた。
そのとき電話が鳴り、ディスプレイには090〜と携帯の番号が浮かんでいた。
背わたを取り除く作業を中断して受話器を上げると、
「げんきかぁ〜」と懐かしい声が響いた。
声は喧騒の中から飛び出していた。
声の主はすぐに「ちょっと待ってや〜」と言って、
別の懐かしい声に代わった。
「何年振り? 15年、いや20年になるかなぁ」


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僕はつまようじを、人間でいうと背骨を横から貫くように、
海老に突き刺して、太い髪の毛のような背わたを取っていた。
そのとき電話が鳴り、ディスプレイには090〜と携帯の番号が浮かんでいた。
背わたを取り除く作業を中断して受話器を上げると、
「げんきかぁ〜」と懐かしい声が響いた。
声は喧騒の中から飛び出していた。
声の主はすぐに「ちょっと待ってや〜」と言って、
別の懐かしい声に代わった。
「何年振り? 15年、いや20年になるかなぁ」

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