2012/1/10
愛蹴記26/市立船橋の強さと高校サッカーの課題 愛蹴記
年末年始のいちばんの楽しみは、高校サッカー選手権だ。テレビ番組の「ロッカールーム」の項はちとやり過ぎと感じることもあるが、多くの選手が小学生からサッカーをやってきて、その大きな節目が18歳であることは間違いなく、彼らの涙は切ない。敗退という現実は多くの選手にとってピリオドを示す。涙は10年以上の汗の雫である。
市立船橋(市船)は強かった。あの土壇場の力強さは、全国大会の一戦一戦の積み重ねであり、過酷な千葉県予選の賜物である。もちろん、ひたむきにサッカーと向き合った選手達の月日そのものである。
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テーマ: サッカー
2011/12/31
記90/龍の年へ 孤事記
日付が変わって、12月31日になった。
2011年もあとわずかだ。
今年ほど、年末、年の瀬という感慨がない年は初めてだ。
テレビ番組が特番続きになろうと、
忘年会に何度出席しようと、
体内の時計が1年のピリオドを押そうとしないかのようだ。

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2011/11/19
愛蹴記25/北朝鮮戦のザッケローニ 愛蹴記
確かに完全アウェイだった。観客席はカテゴライズされているかのように、同じ色合いに分けられ、北朝鮮選手の背中を後押ししていた。負けたら炭坑労働との話もある北朝鮮代表選手にとっての日本戦が消化試合でないことは明らかだった。それでも負けてはならなかった。アジア三次予選で敗退するチームに世界の8本、4本入りを狙おうとする日本代表の敗戦が許されるはずはない。
収穫の乏しい北朝鮮戦において、僕が唯一面白いと思ったのはザッケローニの采配。後半途中、憲剛に代えてウッチーを入れ、4-2-3-1から3-4-3にシステムを変更したことだ。僕は意味ある采配だと思っている。
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テーマ: サッカー
2011/9/14
記89/ふつうの週末 孤事記
ふつうの週末ーとタイトルを付けてみたところで
「ふつう」って何だと思った。
僕の言う「ふつう」とは、世間一般の
(そういうのが実際的にあると仮定したら)
土日のおやじの休日。
サッカーの指導者を辞めた僕が
14年振りに特に予定の無い日を過ごしているということだ。

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テーマ: 日々つれづれ
2011/8/12
愛蹴記24/日本代表の収穫と課題 愛蹴記
決定力不足……この言葉が嫌いだ。サッカーとは、90分間もゲームを行っているのに、極端に点が入らない競技である。決定力というものは元々不足していると考えた方が、少なくとも、ベンチの采配者にとっては健康的だ。苛立たずにすむ。ま、もっとも、ゴール枠内にも蹴れないというお粗末なシーンも日本サッカーには多いから、嘆きたくなることも多いが。
8月10日の日韓戦における日本代表は、決して決定力不足ではなかった。香川の2ゴールは立派だし、彼の決まらなかったシュートにしてもいい感じだった。ポストのはじかれたウッチーのシュートは仕方ない。もう少しだけドリブルの距離が短かったら入っていたに違いない。韓国代表のクオリティがイマイチだったことを割り引いても、75分間は立派なゲームだったと思う。
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テーマ: サッカー
2011/7/19
愛蹴記23/ファイナル 少年サッカー愛蹴記
灼熱の人工芝のグランドで、次男坊たち中学3年生のイレブンがセンターサークルで肩を組んでいる。本戦を引き分け、延長戦でも決着はつかず、都大会進出はPK戦までもつれこんだ。振り返ってみれば、「少年FC」といい、中学のサッカー部といい、僕のそばのサッカーにPKはあまりいい想い出は無い……。いや、長男は14人目までもつれたPK戦の最後のキッカーとして試合を決めたし、三男坊は2戦連続でPK戦を勝ったこともあった……、でも、やっぱり敗戦の方がずっと多いか...。そんなことを思いながらスタンドから「サッカーじゃんけん」を見守っていたが、次男たちは本当に残念ながら勝ちを譲ることになった。仕方ない。反省も後悔もあるだろうけど、よく闘った。この試合だけじゃない。3年間、全うした。
この最後の試合、右サイドバックとして初めて納得のいくプレーができた次男は、高校でもサッカーを続けると言った。そうか、応援に行くのが楽しみだな、僕はそう応えた。少年サッカーから身を引く僕は、週末にはたっぷりと時間ができる。

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テーマ: サッカー
2011/7/8
愛蹴記22/カウントダウン 少年サッカー愛蹴記
次男坊が中学最後の大会に挑んでいる。区予選の準々決勝では負けたものの、敗者復活でしぶとく勝ち上がり、もうひとつ勝てば都大会出場だ。次男たちは、負けた時点で部活引退。中学サッカーのカウントダウンである。
次男は、仲間との頑張り次第でカウントダウンの末日を延ばすことは可能だが、僕の方はそうではない。7月某日と定めたその日は動かない。少年サッカーに関わって14年弱、監督になって7年半の日々にピリオドを打つ日はもうすぐだ。自分で決めたのだから当然だ。
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テーマ: サッカー
2011/6/8
愛蹴記21/?だらけの日本代表3-4-3 少年サッカー愛蹴記
驚くほど好意的だ。昨夜の日本代表の戦いぶりに。マジかよ、どこが褒められる? 僕には、おっそろしく退屈だったけど……。ノスタルジックな退屈さを感じた僕だが、それがシステムの所為か、選手個々の故か、双方に原因はあるとは思うが、チェコ戦の場合はシステムの無機能に多くの原因がある。3-4-3である意図が崩壊していた。

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テーマ: サッカー
2011/6/6
記88/隠(おに) 孤事記
仕事で京都の故事について調べものをしていたところ、
おもしろい話をみつけた。
それは「百鬼夜行」のくだりだった。
平安の昔、鬼たちがいっせいに都を闊歩する夜があったという。
高貴な連中は陰陽師にその日がいつであるかを確かめ、
夜は邸で身を潜めていたそうである。
百鬼夜行とはその夜の出来事を表すそうだが、
そんなことが面白いわけではない。
僕が興味を覚えたのは、
その昔、「おに」とは「隠」と書いたことである。
「隠」とは、かくれる。つまり、姿は見えない。
古の人々は、見えない存在を認識していたということだ。

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テーマ: 日々つれづれ

