「47都道府県 女ひとりで行ってみよう」益田ミリ著
2008年発行された時書店で「面白そうだな」と手にとるも購入までには至らず。
今回「やっぱ、この本だね・旅が面白くなる本」で1位にランキングされたのを期に買ってみた。
益田ミリさんが33歳から37歳まで毎月毎月1県ずつひとり旅をした記録。
淡々とした綴り口なるもしみじみと面白い。
1県ごとに「今回の旅で遣ったお金」が記され丁寧に読んでいくと単なる明細なのに何故か楽しい。
皿や民芸品をよく買う人だな〜と思うと、読み進めていくうちに「これは商店に入ると何も買わずに出て来れない小心さゆえ」と判って笑いを誘う。
埼玉県で草加せんべい作りを体験できるという店に入るも言い出せず「今日のメインイベントだったんあけどあきらめよう」とせんべいを2軒続けて買ってみたり。
いい人だ・・・。
そんないたって小心者のミリさんが「長崎原爆資料館」で笑っている外国人観光客グループに「笑う場所じゃないから、ここでは笑っちゃだめ!」と日本語で注意して思わず泣いてしまう場面にはジンときた。
帯には
失ったもの→お金(220万円)、可愛げ・・・。
得たもの→地理感覚、話のネタ、そして人生の一回性を知った!
とある。
確かに一人旅に出たくなる良書であった。

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