仙台三越で買い物をして来た。
中合でも「客注」をかければ取り寄せられる商品をわざわざ仙台で買ったのには訳がある。
雑誌で見つけたかわいいニットポンチョ。
値段もそんなに高くないし中合にも入っているブランドなので喜び勇んで買いに行く。
しかし時すでに遅し。
黒・ベージュ・チャコールグレーと3色あるうち私が欲しいチャコールグレーは売れてしまっていた。
残っている黒・ベージュじゃピンとこない。
「雑誌に載った物は売れるの早いんですよね」
「そうでしょうね」
ほかのショップにまだ残っているのあるかな?
取い合わしてもらおうかな・・・と思ったその瞬間、私の気持ちを見透かしたかのように
「問い合わせには時間かかるんですよね〜。もしあっても他から客注入ってるとこちらに来なかったりもしますし」と先手をうたれた。
唖然とした。
ここは本来なら販売員から「問い合わせしますか?」と提案しなければならない場面である。
それで客が「いいです。そこまでしなくても」
と言われれば「そうですか」と。
よもや売る側から拒否されるとは思わなんだ。
これが今の中合の接客なんだ・・・。
仙台三越にはお目当ての品があった。やったー!
喜んで購入。値引きもなんの特典もないけど満足だ。
「今シーズンのカタログです。ほかの物もご検討下さいね」と販売員さんも誠に気持ちが良い。
仙台三越でいつも思うのは接客の素晴らしさだ。
買う時はもちろん買わない時でも態度は変わらないし無理に奨める事もしない。
商品に対する知識も豊富だし何より自分が担当している商品を「愛している」事が伝わってくる。
だからまた行きたくなる。
単なる「物」と「お金」の交換ではない「何か」をいつも感じさせられる。
次に繋がる接客が出来ていると思う。
帰路のバスの中
「わたしゃこのポンチョ着て中合のあの売り場に行ったるよ!」
「イヤミな客だね〜」
などとバカを言いつつ「福島好きだけど買い物はやっぱり仙台になっちゃうんだよな・・・」と複雑な心境だった。

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