文部科学省が製作した「一家に1枚 光マップ」が、4月14日から配付されています。
「科学技術理解増進施策の一環として、科学技術週間に合わせて製作した」とのことです。
光マップとは、光が自然や生活の中でどのように創られ、どのように使われているかをまとめたものです。
ストップ地球温暖化が叫ばれる今、光は地球上に温度をもたらし、
あらゆる植物や生物の命と営みを支えているのですから、
まず、その理解を高めることが必要と考えられた訳です。
光マップでは“可視光”を中心に、波長の長い“電波”“遠赤外光”から、最も短い“γ(ガンマ)線”までが
どのように利用されているか、また光の様々な特性がマップにまとめられています。
例えば“可視光”では「太陽電池はここで使われている」「動物の目は何色を見分ける」など
“近赤外光”「血液の赤色は」“γ線”では「γ線による新しいがん検診技術」など
生活の中の様々な生物やモノと光との関わりが、分かりやくい解説されたものです。
欄外にも「空が青く、夕焼けが赤いのは」「虹の七色は」などの自然と光との関わりの解説も付いています。
日本は長年技術力の高さを誇ってきましたが、日本人の科学への関心と理解力は
先進国の中では意外と高くないのです。
欧米諸国との比較のランキングを見ると10位にも入っていません。
特に気になるのは、夢と希望に溢れていた若者の関心の低さです。
最近では、20〜30歳代より40〜60歳代の方が却って関心度が高いという状況です。
そういった調査や学力調査などに危機感を持った文科省が、国民全体の科学技術力への関心と理解力を
底上げするために行った試みのひとつでもあります。
「光マップ」は「一家に1枚シリーズ」の第4弾で、これまでに「一家に1枚周期表」
「一家に1枚 ヒトゲノムマップ」「一家に1枚 宇宙図」が配布されました。
入手するには、(財) 科学技術広報財団の他、全国の「一家に1枚 光マップ」配付協力科学館/博物館(150館)
などを通じて申し込むと(有料)送付してくれます。
ムラサキ

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