県の総合文化センターで栃木県高等学校総合文化祭写真展を見てきました。
1枚、ダントツにイイ! 写真がありました。
その写真とは…
ある1組の男女が横に並んでこちらを向いて立っていて、全身が写っています。超望遠でばーんと抜いていて、バックはバカボケですがうっすらと田んぼのようにも見えます。
写ってる一人は中年男性で、黒っぽくてややカジュアルな、ちょっとルーズな服を着ています。もう片方の女性は高校生くらいで、人形のようなドレスを着ています。おそらくそれまで女性の方が持っていたと思われる日傘を、男性が高く持って女性に差しかけています。
二人とも、とってもいい笑顔をしています。
それが暖色系のモノトーンにまとめてあるのです。
ほんと、いい写真でした。
文句なしでトップの写真だと思いました。
だけど、結果は「特選」。
「推薦」がトップなので、その次でした。
大人の事情(大人の都合)なのかもしれません。
この写真の男女は、ぱっと見ると親子のようにも見えるけど、
題名が「発見!異色☆カップル」です。
題名まで見た人は「親子ではないんだな」と思うでしょう。
けれど私は、この男女は先生と生徒だな、とわかってしまうのです。写っているのが私の友人K君だからです。
K君は高校で化学の教諭をしていて、趣味で写真もやっているということから写真部の顧問をしているのです。
K君は、写真を指導するばかりでなくモデルまでやっていたのですね。
K君と展示されている写真を1枚1枚見ながら、しばらく話をしました。
K君にとっても、何でこういう写真が入選したのだろう、何でこれは入選しないだろう、と思うことがあるそうです。
「審査員が求めているものによって」と答えておきましたが、あとで考えると、どうやらここの審査員はテクニックを最重要視しているのだと思いました。
プリントの色や濃さがいいとか、構図がいいとか、そういったことを求めているんじゃぁ、地域のカルチャースクールとかカメラクラブの写真展に飾られているような写真と同じになってしまうんじゃぁないでしょうか。カメ爺と同じです。
高校生のうちからカメ爺になる必要はありません。
それから、高校生と審査員のジェネレーションギャップが余りにも大きかったため審査員には全く理解できなかったものもあった、と思いました。
だから高校生のみなさん、入賞しなかったからと言ってめげずに、もっと張り切って、もっとのびのびとやってほしいと思いました。


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