自宅に梅の木があり、
今年は久しぶりに梅干を作ることにしました。
作ったことのある方はご存知と思いますが、
これ、結構手間ひまがかかりますね。
最近スーパーで売っている梅干は
梅と紫蘇と塩だけでできているものがほとんどありません。
水あめとか、なんか本来の梅干とはちがうものが入っています。
で、やっぱりシンプルな味付けの梅干がおいしいと思ってしまう私は
重い腰を上げて
梅の実を洗い始めました。
で、いきなり新聞記事ですが
新病院構想、白紙に
というタイトルで、今朝の千葉日報に
東金市、大網白里町、九十九里町の二市一町で検討している地域医療センター構想について、早くも事実上白紙となった、という報道が出ました。
(ほかの新聞各社も報道しているようです)
この結果を、千葉県や各自治体の首長さんがどう受け止めるかは知りませんが、
私は
「急いてはことを仕損じる」という古いことわざを思い出しました。
以前破たんした(仮称)九十九里医療センターについても
事務局が依頼したコンサルが出した提案を
結局は了承するしかないような
通過儀礼の会議で物事が決まっていきましたが、
今回のお話は
もっと「不透明」なところで話が進んでいました。
こうしたことに対する反発は、
この地域に救急医療センターが必要か、必要でないのか
といった議論とは別の次元で
「民主主義の根幹にかかわる問題」と捉えた上での議決だったのでは、と思っています。
首長さんの意見としては
「病床の確保をするために、病院の開設許可申請を急がなくてはならない。
そのために地元に説明する時間がない」
ということだったそうですが、
新しい構想については
「暴走(房総)医療センター」などというニックネームもあったほど、
ごく限られた人たちでどんどん話が進んでいました。
決定経緯の透明性の確保と、
地元の人々の合意形成のあり方について
「急がば回れ」
でやっていく必要があるのではと思います。
良い物を作るには、手間ひまがかかりますから。
それにしても、「医療センターを建てれば解決するの?」というタイトルで、
救急の問題を取り上げたクローバー33号を
昨日印刷したばかりで、このタイミングです。
(育てる会の
ホームページからダウンロードできますので、是非ご覧ください)
われながらびっくり。
(以下、新聞記事より)
東金市と大網白里町、九十九里町の三市町で検討している新たな地域医療センター構想について、大網白里町議会は13日、協議の母体となる準備組織の事務局経費など約55万円を盛り込んだ補正予算案を、反対多数で否決した。
同様議案は東金市と九十九里町では議決されているが、大網白里町議会の否決により予算は執行できず、構想は本格協議の準備段階で、事実上白紙に戻った。
山武地域では、山武郡市6市町で構成する広域行政組合が進めていた「九十九里地域医療センター計画」が今年二月に破たん。
その後、東金市と大網白里町、九十九里町の三市町が、県と千葉大の支援を受け、救急を担う新たな医療センター構想の検討を始めた。
先月には千葉大から派遣されるセンター長も内定し、予算が必要となる事務局開設を目指し、三市町の補正予算案の議決待ちの状況だった。
しかし、三市町で最後に提案された大網白里町議会は「白紙となった前回計画の反省も責任論もなく、新たな構想は進められない」「救急医療は一市二町では無理。県が主体となって建設すべき」などの反対意見が大勢を占めた。
否決を受け堀内慶三町長は「議会の判断は残念。
議論の場を否定することは住民に対して許されることではなく、心からおわびする。
医療過疎の不安はあるが、大網病院を守り地域医療に努める」
とのコメントをした。
一方、同町議会では否決後、反対議員から地域医療充実を検討する特別委員会の設置動議が出され、全会一致で可決した。
知事「本当に残念」
堂本暁子知事は
「千葉大からセンター長候補者の推薦をはじめ全面的な支援を受けられる状況にあった中、本当に残念な気持ちでいっぱい。
町議会の中に設置された特別委員会の役割などについて、関係者から詳しく聞いてみたい」
とコメントした。
一方、千葉大学付属病院は
「現時点で詳細な状況を把握していないのでコメントは差し控えたい」とした。
(千葉日報 2008年6月14日 千葉日報)
コメントですが、
先に「議論の場を否定」したのは、首長さんのほうだったのでは?