ファイザーヘルスリサーチ振興財団の
ヘルスリサーチワークショップに1月30・31日の二日間参加してきました。
今年が第6回になるワークショップです。
私は第2回から参加していますが、昨年は第1子が高校受験で
「おかあさん、家にいてちょうだい」
というので涙をのんで欠席しました。
今年、2年ぶりに会場につくと
何人かの方から
「藤本さ〜ん」
「久しぶり!」
と声をかけていただき、本当にうれしかったです。
このワークショップは、医療・保健の分野を中心とした様々な職種の人たちが集まるもので、
結論を気にせずにとにかくディスカッションをするのです。
同じ物事でも、職種が違うと見方が違って、
それがとても新鮮です。
結論を気にせず、と言っても、2日間を通じてのテーマは決まっていて、
今年のテーマは
ずばり
「プロフェッショナリズム再考」
でした。
NPO法人地域医療を育てる会は、寄付金や会費収入で活動しているし、
常勤のスタッフもいません。
お金を稼いでいる事業体ではないので、
「プロ=それで収入を得ている」
という図式には当てはまらないなあ、などと思いながら参加をしました。
基調講演ではNHKの「プロフェッショナル」番組制作をされている
チーフ・プロデューサーの有吉伸人氏
と
身障者が自分で乗れる自転車を作り続けていらっしゃる
堀田製作所代表の堀田健一氏ご夫妻
のお話を伺いました。
基調講演とディスカッションを通じて、今の私に残ったのは
『当たり前のことをきちんとやること』
です。
パターナリズムの昔の医療から今の医療に変わる中で、コミュニケーションが大事、という言葉はよく聞きます。
患者と医療者、医療者同士、地域の中での医療職とそれ以外の職種
様々なところで相互理解が必要になっている。
そのことも繰り返し話に出てきました。
このワークショップでも、毎年のように繰り返される話。
なぜ、繰り返されるのか?なぜ、ここから先へ進まないのか?
『当たり前のことをきちんとやること』
が出来ていないからなのでは?と思いました。
それは、医療を提供する側だけの問題ではなくて、
医療を受ける側も、医療者からの情報を理解するための努力とか、
自分の状態や疑問を医療者に正しく伝えるための姿勢とか
そういうものがきちんとやれてないから
いつまで経っても
『コミュニケーションが大事だよね』
『でも医療現場は忙しくって、患者の要求にすべてこたえられないんだよね』
で足踏みしているのではないかな、と思うのです。
さて、育てる会はお金はあまり稼いでないけど
地域のネットワークを作っていきたいと願って、
そのための情報発信と対話の場作り
をやってきましたが、
狎れきってないか?
自分が
本当に当たり前のことをきちんとやり続けているか?
これが私の中に残った宿題です。
今度の日曜日には定例会もありますので、
その辺の話をメンバーと分かち合えたらいいな、と思いました。
このワークショップに関心のある方は、ホームページをご覧になってください。
今回実施されたワークショップのご案内です。
http://www.pfizer-zaidan.jp/fo/business/workshop6.html
参加募集は、例年6月ごろです。
これをご覧になっているあなた、第7回は参加してみませんか?

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