55前書き  

55号   前書き                 熊本 太郎

   「誠意」という言葉
世の中人との交わりの中で又社会生活の中で、自らの心根に沿って生きて行ければこれにこしたことは無い。 誠実に生きよ!。嘘をつくな!。とこれまで教わってきた。 しかし子供のころは親に嘘をついたり、不真面目な行動で親を困らせたりしてきたことを思い出すと今になっては心が痛む。
 社会人になってからは上司が新人の教育係として、仕事上でのミスの防止も含めて取引先対応を厳しく指導を受けた。 それは自分の会社が行っている事業が法規範に触れる(違法)ことがあってはならないとのことであったと思う。
だが高度成長社会が発展するにつれ違法すれすれの業務対応や、業務処理を日常的に行う中でいつの間にか会社内での成績評価が優先していく。己の実績を上げることが、会社内での人物評価の基準になってくると、いつのまにか個人の成績アップだけがまかり通るようになってしまう。ライバルを蹴落とす、行動を妬むような風潮が企業社会に蔓延していく感じがしたものだった。   
そして自分なりに正しいことを正面切って人前で発言したりすると、会社に限らず労組の中からもいつのまにか「あの男は左傾化している。注意しろ」と少なからず思われたりしたことも、多々あった。 管理職になったらなったで役職以上のノルマを平気で押し付けたりされた。 自分自身が会社の為にと思い身を粉にして獲得した仕事さえ上司は自分の手柄にしてしまう企業社会の風土やシステムに嫌悪感を覚えたこともあった。
 会社のメンツをかけた新規の取引交渉が発生しても、自ら相手の会社に出て行くこともせず、営業担当が新規の取引先の担当者と誠意を持って全社的な視点で話したことも、上司はちょっとでも採算が取れないとなかなか契約を承認してくれない。 交渉相手の担当者との粘り強い話し合いを数回重ねて行くうちに、なんとか採算がとれるようになって渋々契約書にサインをする。  営業活動においては相手に対しては誠意を持って対応しないと契約はとれないことが、管理する人間(上層部の)にはなかなか理解されないことを痛感した。 会社生活の中で培った若い時の正義感も管理者の野望の中に呑み込まれた感じがしないでもなかったが、自分の心の中には会社上層部に対してへつらう人間への嫌悪感に対し、これを反面教師としながらも誠意を持つて行動をとることを常に忘れないように努力してきたつもりだ。 これからは心から胸襟を開いてお互いに誠意を持って話を展開できる人物を友としてこの先を生きたい。 (終)
0

 

55号CWの言葉  

55号のCWの言葉は次の5つです。
写真機、歩け歩け、江戸、戦災、スマホ

出題者は赤坂さんです。
0

 

合評の順番  

55号の合評は次の順番で行います。

【1】6/6〜熊本【2】6/12〜櫻井【3】6/18〜筒井【4】6/24〜田村【5】6/30〜武藤【6】7/6〜北島【7】7/13〜大根【8】7/19〜秋【9】7/25〜良久子【10】7/31〜鵜木
0

2018/6/18

(無題)  

クリックすると元のサイズで表示します

写真は、ほぼ処分したと思ったのに、あちこちからチラホラと出てきます。これもその一葉です。
越中暮しでは、車のトランクには温泉の道具と名水を汲むための小さなポリタンクを常備でした。富山市から合掌作りの五箇山に向かう途中の脇谷の水は、一番美味だと思います。お地蔵さんが見守ってくれる道路は空いていて、道ばたに車を停めてゆっくり出来ます。
舌が肥えていない私ですが、この水でコーヒーや紅茶を入れると知らないうちに飲み干しています。だから美味だと思うのです。ここは雪深い地です。運転の自信がない私は残念ながら雪の季節には訪れたことはありません。

今回も緩いぬるい話です。盛り上がりも緊張感もない!
実生活では、嫌なこと、汚いこと、醜いこと、おぞましいことがいっぱいです。私の中にもいろんな感情が渦巻いています。55号の前書きは私の気持をいくらか助長するようです。
せめて書くものはきれい事で、自分の気持さえもごまかしたい、この歳だからもうイヤなことから目を逸らしてと。
だから読む人はつまらなく退屈するだろうと思いますが。かってのオリンピックではないけれど、書くこと、参加することに意味があると思って。マンネリの極みですが、まぁいつものことやと思って読んでやってください。筒井

筒井さんの合評は23日までです
1

2018/6/12

(無題)  

クリックすると元のサイズで表示します
今号の熊本太郎さんのテーマ「誠意」は、実に現在日本の政治家に投げつけたい言葉だと心から思いました。実はこの言葉は、私の義兄から若い時に教えられた言葉だったのです。キリスト教徒の彼は高卒で地元、九州管内の或る銀行の支店長まで登りつめた人で、もう、とっくの昔に定年退職をしてはいますが、未だに何かと言えば銀行の本店から相談を持ちかけて来られて、週のうち、ほとんどの日に出掛けているほど慕われている存在です。
誠意こそが人間、本来持つべき精神の基盤とでも言えるのではないかと思います。私はこの言葉を自分の信条として若い時から持ち続けている一人です。

帰国したての11年ほど前に、同人の北島さんから勧められて読んだ本があります。「出ニッポン記」上野英信著、ブラジル移民の人達が行った先で、どのような末路を辿ったかを移民の乗船名簿から、主に炭鉱離職者を追跡調査し、ブラジルの奥地だけでなく、南米の移民先を可能な限り足を運んで、一人一人お会いして彼らの体験談を克明に調査したドキュメンタリーです。
600ページ以上の文庫本ですが、国策と言われた当時の移民政策、それは、目を覆いたくなるようなズサンな計画をもとに人々を騙して、草も生えないような荒地に「棄民」した移民振興協会の実態を暴いた本です。
藁をもすがる思いで全財産を叩いてたどり着いたブラジルの原野は日本で見せられた写真、たわわに実った稲穂。肥料無しでも稲作が簡単にできるなど、全くの騙し。「見れば極楽、来て地獄」引き返すこともできず、ただ自分達は捨てられたのだと思う絶望感。

政府がやる国策を信じ、夢を膨らませて行った先が、地獄だったと知った時の怒り、茫然自失。このような弱い人たちの力になるどころか、身ぐるみ奪って荒地に捨てるような国策。言葉だけ美しい民主主義を唱えながら、実はとんでもない棄民だった移民政策の実態。
この本を再度読んでいて、今の政権のやっていることとなんら変わりはないのではないかとさえ思った今日この頃です。
櫻井

櫻井さんの合評は17日までです。
0

2018/6/6

(無題)  

クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します

            熊本 太郎    30.6.4
 梅雨入り目前の5月中旬近くにある金峰山(きんぼうざん)の麓にある禅寺雲厳禅寺にお参りしその先に在る五百羅漢の脇を通り剣聖宮本武蔵が籠った霊巌洞に足を延ばしました。
 武蔵はこの洞窟に籠り二天一流をはじめとする兵法書を書き上げたのでした。
国内のみならず最近は外国の剣道を習う人たちのあこがれの地ともなっています。
 五百羅漢の石仏はその大半が長年の風雨や江戸時代に発生した地震で破損が甚だしく、無事に残っている石仏は哀れでした。でも残っている石仏の顔の表情はどこか自分の廻りにいる人に似ているような顔をしたのもあるとのことでした。案外嘘を平気でついたり、会議で寝込んでいるようなどこかの議員や忖度ばかりする役人に似た風情の石仏も見つければあるんじゃないかと思いながら参拝してきました。

熊本さんの合評は11日(月)までです。

0

2018/5/5

(無題)  

クリックすると元のサイズで表示します

先月中國に行きました。
中國に言った理由は、杭州にある食品工場で労働災害が多いというのでアドバイスをしてほしいと頼まれたからです。

トップは台湾人の方で、とても太っ腹な、しかし繊細に物事を考える方とお見受けしました。
私は台湾で生まれたので、私の身体は台湾の物質で作られている、先年台湾に行ったらその空気、食料品、人々、風景がとても懐かしく、私の故郷はここだと思いました、と会食の際お話ししたら私とあなたは兄弟ですねえ、と握手を求められました。

肝心の工場内は、思ったほど悪くなく、とても良いと思いましたが、其れでもほぼ100か所ほどの改善をお願いしました。
董事長の台湾人は、来年私再度訪問するまでには、全部完ぺきに改善しておきます、と約束してくれました。

その中で最も印象深い指摘は便所でした。
便所がとても汚く、これについては口を極めて非難しました。

そしてこの清潔化は、使用する人全員でやるべきだと指摘しました。

台湾人の方の言葉は、この便所の件も含めてのものでした。

写真は杭州から上海に行く中國新幹線の写真からとらえた杭州市内の風景です。
高層ビルが立ち並び、美しい風景となっています。

上海はさらに近代都市となっており、ビルで最も高いのは630メートルもあり、とても東京の比ではありません。
市内には、ゴミ掃除の人が常時働いており、吸い殻一つない清潔な町でした。

中国に対するイメージが180度変わりました。
今世紀は中国の世紀だろうと実感しました。


東内

東内さんの合評は10日までです。
0

2018/4/30

(無題)  

クリックすると元のサイズで表示します
             トシ・サクライ

先日来、韓国と北朝鮮の和解のニュースが世界を驚かせています。
戦争より、和平に向けての歩みに越したことはありません。ただ、来月、米国との会談が決裂した時は
イラクやリビアの時と同じようにアメリカは戦争を仕掛ける事は必至だと思うと、背筋が寒くなります。

個人的なことですが、昨日、4月28日はベルギーに住む孫息子が1歳の誕生日を迎えた嬉しい日です。
そして、銀座シックスの2階にあるベルギーのデルボウDELVAUX銀座店でのイベントに出席する
2人のベルギー人女性デザイナーのお世話で、昨日と今日は大わらわでした。

そして、もう一つ私にとって、驚きのニュースが有ります。フランス製のスピーカーが100年来続いて
いたスピーカーに革命を起こしたのです。メーカーと製品の名称はDEVIALET PHANTOM GOLD.
残念ながら、日本ではまだ発売になっていませんが、近々アップルストアで限定発売がある事でしょう。
これは、天才が発明した革命的なスピーカー、それも、フランス人が発明したものですから、世界がアッと驚きました。

重さ約12kg卵型をした完全一体型のスピーカーからは想像も出来ないほどの低音から高音まで歪み無く
出ているようで、とても興味があります。ステレオに興味の無い人にはバカみたいでしょうが、
高校時代に初めてステレオLPで音楽を聴いて以来、私のこれまでの人生は、良い音を求めて、ここまで来た
と言っても過言では無いからです。
今持っているステレオでも、100ワットの音を出せるのですが、今回のスピーカーは何と3000ワット
も出せます。でも、この東京のマンションでそんな大音響をだせば、マンションから追い出される
事は間違いありません。これだと、小さな音量でも、歪みのない豊潤な音楽を聴かせてくれそうです。
広島型の原爆の形に似ているアンプ込みのスピーカーですが、一度その音で痺れてみたいものです。

地下鉄の広告にありました。「家族から大反対される趣味を持ちなさい」と。
77歳になる前に実現させたい夢です。

櫻井さんの合評は5月4日までです。
0

2018/4/17

(無題)  

クリックすると元のサイズで表示します

1月3日に聴きに行ったオペラ、トスカの会場、メトロポリタン歌劇場で、看板の側で撮った写真です。前半は時差ぼけでうとうとしましたが、後半の有名なアリア、「歌に生き恋に生き」と「星は輝いていた」はちゃんと目を覚まして堪能しました。

ニューヨークはまだまだ寒さが続いているようです。この日も雪がぱらついていて、唯一空気にさらしている顔がびりびりしました。強盗みたいにスキーマスクをしたいね、と娘と言い合いました。

田村の合評は22日までです。
0

2018/4/12

(無題)  

クリックすると元のサイズで表示します
                            鵜木

写真は猿3月10日(土)当パークハウス友愛会(老人会)が千葉県柏市文化会館にて
表彰された時のスナップです。お隣の方は3丁目町会会長です。

鵜木さんの合評は16日までです。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ