2005/6/20
本日行った個人面談の社員さんは、かつて現場監督という立場でしたが、現在は世話役という職種についています。
今の現場監督の仕事は、コンピューターを使って測量したり、施工計画や図面、報告書を作製し、尚且つ利益を生み出すために原価管理もしなければなりません。
現代の現場監督さんの資格とは、パーソナルコンピューター(PC)が使用できることが、その必須条件になってきました。
政府のe-Japan計画という世界最先端のIT国家を目指すという国家構想の下、従順な建設業界が真っ先にご指導をいただいた賜物でもあります。
人間は、自分の可能性に気づいていない方が多いそうです。脳の潜在能力は3割も使われていないということを聞いたことがあります。
自分の能力の限界に挑戦することは価値あることと思いますが、それが心の妨げとなり、かえって能力を引き出せなくなる人も多いと思います。
会社などの組織において、全ての社員さんががむしゃらに同じ職種を遂行しようとしても組織が機能しないように、やはりそれぞれの役割が必要だと思います。
本日、面接した社員さんは、IT化を強いられる監督業から世話役業へ転身することで、現在は生き生きと業務をこなしています。
彼いわく、「なるべく同じ現場の他の社員さんと違う仕事をすることを心掛けている」「監督が働きやすいように先行して段取りをしておく」ということでした。
監督さんにとっては、これほどありがたいことはないと思われます。
彼は一度は退社も考えたこともありましたが、無理をしなかったために現在の役割が生まれ、生かされています。
人間は、適材適所、それぞれの分というものがあるものだと思います。
彼も弊社にとってほんとうに貴重な存在で、ほんとうにありがたいものだなあと目頭を熱くしました。
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