ところが近年、弊社で受注している公共工事の中で、その照査の過程で測量結果の不一致、技術的に困難を要する、現場条件に即さない、構造上不安定な問題など合点の行かない設計図書が増えているような気がします。
工法を検討した結果、設計内容を根本的に変更しなければならないことも多々あります。現在弊社で受注している工事の中にも、構造物の基本的な設計不良により施工が不可能なため、自社で設計しながら工事を進めている現場もあります。
残念ながら、これは照査の範疇をはるかに超えているのです。設計の差し替えと言うか再設計を望むべきところではありますが、業務委託として履行完了している設計業務へのフィードバックは不可能であるのが現実です。
従って、そのしわ寄せは建設工事会社に降り掛かってきます。設計に要する費用、そのための工事の遅滞による費用も膨大になり、設計単価の下落と工事減少による受注競争の激化と相まって、施工者の負担は尚一層増すばかりです。
同業者の皆さんには馴れっこになってしまわれている、諦めに近い周知の事実であると思います。
では、根本的な問題は・・・
この続きは、また後日お伝えします。