近年、ちまたの音楽教室では大人のクラスが大人気で、シニアの生徒さんが楽しんでレッスンを受けていらっしゃいます。
ピアノのお稽古といってもいろんな楽しみ方があると思います。
憧れの曲が弾けるまで頑張る!
バイエルは絶対終了したい!
発表会で弾きたい! などなど
もう20年にもなるでしょうか、私のところへいらしてるおばあちゃまは(昔はおば様だったのですが)音楽経験のある方で、モーツァルトやシューベルトを練習していましたが、ある時、大人のための教材を見つけました。
そう、大人は、‘子供のための’と枕詞がつく曲よりも、中身は易しくても大人の・・・という方が馴染めるようです。
簡単に言えばアレンジ本で、どんな曲でもオイシイトコだけカッコよく弾けるように出来ている楽譜です。
おばあちゃまはその曲集に夢中です。なぜなら、原曲はテクニックが追いつかないけれど、易しいものなら自分の表現したいように弾けるから・・・だそうです。
そうですね、ショパンの『別れの曲』も、原曲は一筋縄ではいきませんが、アレンジなら、あの美しいメロディーをそのまま美しく弾けますものね。
音を並べるだけの曲ではなく、音楽のニュアンスも表現できれば楽しさも倍増します。
おばあちゃまの口癖は「先生のほうが若いから、私は死ぬまでレッスンに来られます。ご迷惑ですよね、ホホホ」
いえいえ、もう20年も一緒にレッスンしているのですもの。このままずっと続けましょうよ。。。

0