クリスマスが近づいてる。
僕は疲れてしまった。
卑屈にはなりたくないと願いながら、どうしていいのかわからなくなる。
恋をしないと、僕は何も書く気がしない。
恋をしたいと願うのに、少しずつ裏切られてなんだかどうも、バカバカしくなる。
食べきれないほどの時間があるのなら、ボクはそんなこと言わないだろう。
世界はあんたの思うがままだというのに、どうしてそれをあそこまで無駄にしてしまえるんだ。
僕が欲しいのは、『日常』という名の新聞をベッドの中で一緒に眺められる相手、バカにして笑う相手じゃない。
どれだけ時間を割いても、そこに毎回小さく水をさされて台無しになる。
大切な時間を。
ボクの命でさえ、奪うがいいさと思えるほどの相手とボクはいたい。
くだらない人間が恋人で幸せな人はいるだろうか?
何のとりえもないことに開き直ってる人間が恋人で幸せな人はいるだろうか?
僕らは魔法使いじゃないから、口にした言葉が何かに化けたりはしない。
これこそが本当の愛だと信じても、言葉だけがボクの横を吹き抜けて、やがて見えなくなる。
そこには結局何の実体も無い。
ボクから何かを奪っても、それが蛇口をひねれば出る水のように当たり前のように思う。
ボクは疲れてしまった。
ボクはどんどん卑屈になる。
クリスマスが近づいてるというのに、ボクの想像力を守ってくれるのは誰だと思う?
ボクの心をとらえて放さない、その存在は美人だろうか? セクシーだろうか? 料理上手だろうか? インテリだろうか? 饒舌だろうか?
そんなことはどうでもいいと言えるくらいの相手がいい。
そしてボクもそれを望まれたい。
ねぇ、それって誰とでもできることではないことをするものでしょう?
ねぇ、それって誰とでも記せない言葉を記すものでしょう?
ねぇ、それってインチキしてでも魔法を見せたいと願う相手のことでしょう?

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