
10/20から配信になるBEE TVのドラマ「I am GHOST」の先行上映&イベントが、フォーラムAで開催された。携帯電話の放送でまだ始まっていないのに、ホールA(約5000人)を満員にさせるだけの集客力があるだけでもすごい。
脚本は「つみきのいえ」でアカデミー賞を受賞した平田研也、監督の園田俊郎は、ショートフィルム等を撮っている。
出演者はソ・ジソブと谷村美月の二人しか告知はされていなかったが、映像を見たら、杏子や袴田吉彦なども出演していた。
ストーリーは、ゴーストと呼ばれる殺し屋(ソ・ジソブ)と、ビルから飛び降りようとしていた少女愛(谷村美月)が出会い、一緒に逃げる間に、互いに持っていた心の傷がど癒せるのか…という話で、先行上映では二人が出会うところまでが映された。
ゴーストは、依頼のあった人間を殺す為だけに密航しており、任務を遂行したらその夜のうちに日本を出なければならない。日本には居ないことになっているので"ゴースト"と呼ばれ、その足跡を残さない為に、一言も喋ってはいけないという掟がある。
港に上陸したゴーストは、協力者によって決行の時まで匿われ、予定通りに男の事務所で暗殺を決行する。
しかし、殺された男が車に置き忘れた携帯電話を運転手が届けに来たことで、姿を見られ、追われることになってしまうのである。銃弾を受けたゴーストは、帰航に失敗し、とあるビルの屋上に逃げる。と、ちょうど飛び降りて死のうとしていた愛に見つかり「その傷、どうしたの?」ということになる。
ゴーストを雇った組織のマダムが杏子で、脱出に失敗したゴーストを消しにかかる。そして、殺された男の一味も犯人を追う…。
1回5分の番組が24回だから120分。前後のつなぎ目を処理すれば1時間半から2時間弱のドラマだが、毎回見どころを作らなければならないのは大変な作業だろう。
作家や監督も交えてのトークショーでは、最初に書いた長いシナリオを、相談しながら各回に分けていったと言っていた。
また、二人が逃げるということで走るシーンが多かったり、アクションシーンの話も出て、司会の坂上みきさんが「どちらがやらせたんですか?」と質問をしていたが、走ることについては脚本家で、アクションについては監督の範疇とのことだった。
「シナリオには"アクション"と書くだけですから」と言っていたが、どういう画面にするかは監督やカメラ、照明、アクション監督など現場の力がなければ作れないことだとは思うが、やはり監督と作家の意見交換が出来ているほうが、作品の仕上がりはより良いような気がする(クランクアップ時の監督と作家の仁義なき戦いの話も面白かった)。
メイキング映像を見ると、現場の雰囲気も伝わってくるので、まだ配信前だけれど、ドラマも良さそうな気がした。また、予告トレーラーでは、ゴーストの表情の変化も見えて、ゴーストと愛にどんな物語が展開していくのか、とても興味が沸いた。
ジソブはアクションの覚えも良く、見せ方も分かっているので、とてもやり易かったとアクション監督も語っていたし、言葉の壁があると感じさせない現場だったように(メイキングから)見えた。
海外からのキャスティングという意味もあって、ゴーストは一言も喋らないという設定にしたのだろうが、いくら目の演技や表情だけで語れるとはいっても、"夜叉"もセリフのない役だったので、「ぼくにも、なんかセリフください」by pinkyという希望もあった。壇上でジソブも「どうして台詞がなかったんですか?」と平田さんに質問し、「"つみきのいえ"も台詞はなかった」とお茶を濁されてしまったが、次は日本の作品でも台詞を喋ってほしい。
それにしても、フォーラムAの大部分はジソブファンに占められていたように思う。
谷村美月ちゃんも出演しているのだから、美月ちゃんファンも居ただろうに、冒頭に坂上みきさんが「男性は居る〜?」と声を聞いて「5人」と言ったくらいの状態で、化粧室ものきなみ女性用に変えられていた。
「ドラマの見どころは?」という質問に対しても、美月ちゃんが「ジソブさんのシャワーシーン」と言ったのを端に、ゲストの優木まおみちゃんも監督も、皆がシャワーシーンと口を揃えた。でも、先行上映分にシャワーシーンはなく、みきさんから「無かったじゃない」と突っ込まれ、「どの辺に登場するの?」とまで聞かれていた。(中盤らしい)
また、ジソブは一昨日の夜来日し、昨日はドラマの挿入歌を録音したとの話だったが、今日は風邪気味とかで(インフルエンザではないそう)、ずっとハンカチを手にしていた。
ロビー階にはグッズ売り場と共に、ジソブが着用した衣装が展示されていて、そこもごった返していたが、黒の衣装ばかりで質問にも「黒ばかりですが、飽きませんか?」というものもあった。
今日も、最初は濃いグレーのスーツに黒のシャツだったが、上映中に着替えて、黒のTシャツに黒ベスト、黒のパンツ(膝下はジップアップするデザイン)と、黒づくめで「飽きてはいません」との答えだった。
先日の映像でも、ジャケットの上腕がキツそうに見えていたのだが、今日も冒頭のスーツは腕まわりがキツそうに見えた。
オープニング、後ろからの強いライトで、ジソブのシルエットだけが浮かび上がったとき、顔は見えなかったけれど、足のラインですぐにジソブだとわかった。
寡黙ではあるけれど、面白いことも言うし、坂上みきさんは突っ込みもするので、フォトセッションで動画撮影なのに手を振らないジソブに対して「固まってる?」と突っ込むなど、面白かった。(普段から、そんなに大きく手は振らない人なんです)
私にとっては、「ごめん、愛してる」を見たのにファンミに行きそびれ、友人に「誘ってくれれば良かったのに〜」と泣き言を言った時から数年…イベントの抽選にも外れていて、やっと…生のジソブに会えた日となった。

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