今年1月のチ・ジニのファンミに来ていた女の子(小学生位か?)が「どの役が一番好きですか?」と質問され、「Missキムのパク君」と答えていた。
その時はまだ、見ようと思いながらも未見だったのだが、5月にパク・コニョンの舞台を観たこともあり、DVDを手近なところに出しておいた。そこから半年近く…というのは考えものだけど、ようやく観終えた。
正直なところタイトルから予想されるコメディタッチのドラマに、チ・ジニの演技は白けるのではと危惧していたのだが、どうしてどうして、自然なコメディセンスもあり面白かった。
私自身、物語に滲み出る可笑しさの方が好きなので、一口にコメディといってもスラップスティックのようなドタバタやギャグ、わざとらしい演技には、逆に笑えないこともある。
まぁ、あの仕事内容で10億作るのには無理があるとは思うが、あのシチュエイションで魅かれていく恋愛ドラマとしては、ありがちな設定だったと思う。
パク・ムヨル(チ・ジニ)は裕福な家庭の次男で、カメラマンをしている。
スポーツカーを乗り回し、金使いも荒い。事業家の父のおかげで苦労をしていないという理由もあるが、真面目だった兄が若くして亡くなった時に、兄のように我慢をして生きるのではなく、自分のやりたいことをしようと思ってのことだった。
写真スタジオではウェディング写真も撮影しており、景色の良い丘の上にある両親の家で、あるカップルの写真を撮影する。
あと一週間で新婦となるキム・ウンジェ(キム・ヒョンジン)は、設計デザイン事務所で働き、新郎となるユ・ヨンフンは研究者で、現在は建設会社でエコな冷暖房設備の開発の為に出向している。
「この家のような景色の良い家で、星を眺めながら暮らせたら」と思うヨンフンだが、ウンジェは現実的で「夢だけでは生活できない」と言い返す。
結婚式の前夜、建設会社の上司ソ・ウギョン部長(キム・ソンリョン)と丘に星を見に行き「ここに天文台を建てて暮らすのが夢だ」と語ると、ウギョンは「私が叶えてあげるから、結婚は止めて」と言う。
結婚式当日、ウンジェたちが待てども新郎は現れず、バイク便が「結婚は取りやめよう」とのヨンフンの手紙を届ける。
カメラマンとして来ていたムヨルは、ウンジェの窮地を救うべく、ウェディングドレス姿のウンジェを攫ってバイクで逃げる。金も持たず行き場のないウンジェのために、着替えの服やモーテルの代金を払ってやり、一人で帰るのだが、新婦を奪ったというスキャンダルで仕事をクビになってしまう。
ウンジェが、ほとぼりが冷めた頃を見計らって会社に出勤すると、同僚たちは式に遅刻して欠席したことを言い出せず、「花嫁姿、キレイだったわよ!」「新居祝はいつするの?」と言い、ウンジェも「結婚しなかった」とは告白できなくなる。
そこで、新居に借りた家(階下は大家の老夫婦と息子が住んでいる)に同僚を呼ぶ羽目になるのだが…ムヨルに電話して、1日だけ夫のフリをしてもらうことにする。
「もしかして、オレに惚れた?」と承諾して夫のフリをし、飲食する。大家も、新居の契約から準備まで新婦一人でやっていたので、ムヨルのことを仕事で留守がちの新郎だと信じて疑わない。
突然、ムヨルの父親の事業が失敗し、父親は警察に捕まり拘留されてしまう。家も担保に入り、ムヨルは家を売却せずに済むように、車も部屋も売って金を作り、担保の持ち主チョ・ウノ(ソン・ジル)への返済に充てる。それでもまだ足りず、金策に走り回る。
仕事も家も車も失ってしまったムヨルだが、仕事は友人のスタジオでカメラマンとして使ってもらえることになり、家はウンジェの家に家賃を払って同居させてもらうことになる。
丘の上の家が売りに出ているのを知ったソ・ウギョンは、ヨンフンの為に家を買い、ここに天文台も作ってあげようと、チョ社長と交渉を始める。
ウンジェは、婚約者を奪ったウギョンが、ムヨルの家を狙っていることを知り、ムヨルの金作りに協力する。
まずは、今まで好き勝手に生活してきたムヨルの無駄を正すこと。「洗面の水は流しっ放しにしない!」「電気はこまめに消す!」いちいち小言を言うウンジェに「アジュンマ(おばさん)」と言い返し「これだから男にフラれたんだ!」と言うと、ウンジェはシュンとしてしまい、ムヨルは「失言!Missキム」と言いなおす。それが二人の呼び名になり、ムヨルのことは「パク君」と呼ばれる。
ムヨルはスタジオでモデル(チラシ広告の写真)をするジニ(ホン・スヒョン)から、夜のクラブでの駐車係のバイトを世話してもらい、ウンジェも牛乳配達や皿洗いのバイトをするが、ちまちましたバイトでは金は貯まらない。そこで、大家の息子ボンギュ(ポン・テギュ)が読んでいた「10億を作る方法」の本から教えてもらい、商売を始める。
大家のおじいさん(シン・グ)は節約で金を貯めている人で、おばあさん(ヨ・ウンゲ)が「花見に行きたい」「旅行に行きたい」と言っても、聞く耳を持たない。息子のボンギュも父親譲りなのか、献血でもらえる割引券やタダ券で節約をしている。
ボンギュは母に「中国は無理だけど、済州島のホテルなら、割引券があるよ」と勧めるが、それすらおじいさんは許さず、桜の季節は過ぎ、つつじの時期になり…やっとのことで近くの山に行けるのだが、そこでも「食べ物が高い」だの言って、おばあさんは楽しめない。そこで「自分でお金を貯めて、旅行に行ってやる!」と内職を始めたり、子守をして稼ごうとする。
ウンジェの資金で花屋を開店した二人は、昼間の店番はジニとボンギュに頼み、仕事が終わると夜は花屋になる。
ジニに恋するボンギュは、店でジニと一緒に居られることを喜ぶのだが、ジニはムヨルを好きなので、ボンギュに目もくれない。しかも、ムヨルとウンジェが夫婦ではないこともバラしてしまう。
ボンギュにはバレてしまったが、両親には内緒のまま、二人は夫婦のフリを続ける。
ムヨルが、ウンジェの同僚のジヒのウェディング写真を撮影したことから、同僚には「研究職をクビになって、カメラマンをはている…だから、私もお金を稼がなきゃならないの」と、副業の理由も納得させる。
花屋も軌道に乗り始めた頃、突然に店の前の道路が工事になったり、安売り花の露店がすぐ近くに出て、商売にならなくなる。実は、丘の家を早く手に入れてヨンフンと結婚したいウギョンが、チョ社長に掛け合い、ムヨルの稼ぎを妨害しているのだったが、その裏で、ウンジェに恋をするチョ社長は、バラの花束を作らせてその場でウンジェに渡すなど、板挟みの心労がある。
ホテルから宴会のアレンジ花の注文が入る。300万という高額の注文に張り切り、徹夜覚悟で準備をしたウンジェとムヨルだったが、その宴会も実はソ・ウギョンがヨンフンとの約婚式をウンジェに見せ付けようと注文させたものだった。
ヨンウンを諦められず、いつかまた恋人同士になりたいと願っていたウンジェにとっては、彼の婚約は決定的な印籠だった。
ネットに店の悪評が載り(チョ社長の子分がせそPC房から出任せを書いたもの)、花屋はいよいよ立ち行かなくなり、更には、露店のおばさんと喧嘩して派出所に連行されたウンジェは、パク君に電話をするが、ムヨルは掛け持ちのバイトの最中で連絡が取れず、ヨンフンに電話をして迎えに来てもらう。
ヨンフンに付き添われて花屋に戻ってきたウンジェを、仕事もせずにデートしていたと勘違いしたムヨルは怒り、ウンジェはムヨルが電話に出なかったことを怒る。
ぎくしゃくしたまま、花屋は閉店することになる。
ムヨルは家を追い出されて、写真スタジオのソファで寝ていたが、ウンジェの家に泥棒が入る。盗まれるものなどない家だが、付近をうろついていたムヨルが警察官に連れて来られると、大家のおばあさんは「この家の主人だよ」と解放させ「男が家をあけちゃダメよ」と言うので、仕方なくムヨルは泊まっていく。
建設会社の社長は、姪のソ・ウギョンと出向社員のユ・ヨンフンの婚約が整ったことで、ウギョンは常務となり、ヨンフンにもそれなりの役職を与えなければ…と言うが、ヨンフンは「プロジェクトが終了したら、研究室に戻ります」と答える。
建設会社はショッピングモールの企画に入っており、ウンジェが働くデザイン事務所を吸収合併させて、自社の力を拡大化させるが、同じ会社で顔を合わせることを嫌ったウギョンは、ウンジェ一人を資料課という閑職に追いやる。
仕事もないので、ウンジェはデザイン協会の環境デザインの懸賞に応募する。と、そのデザインが大賞を受賞し、賞を贈与した社長は鼻が高い。姪のウギョンにが左遷したウンジェをデザイン課の部長代理に昇格させ、ショッピングモールの企画を進める。
ヨンフンが開発する冷暖房システムは、試運転に失敗し、ショッピングモールへの採用が却下される。そこで、改めてヨンフンは、自分が今まで何でも思い通りになっていたことで、周囲への配慮が欠けていたことを自覚し、ウンジェとの結婚を止めてしまったことも後悔しはじめていく。
ウンジェは資料課が閑職だったこともあり、花屋よりも資本が少なくて済む露天で、スイーツを売っていた。やはり仕事がある昼間はボンギュとジニが店番をし、夜はムヨルとウンジェが店に立つ。
ボンギュはジニにその気がないと分かり、一方的な恋の別れを告げるが、なぜか別れたあとになって、ジニの気持ちはボンギュに傾いていき、再び(?)付き合うことになる。
ウンジェのデザイン課の仕事が忙しくなり、夜の露店もムヨルに任せがちになっていった頃、露店のプロパンガス爆発の事故が起こる。
事故の連絡を受けて、露店に駆けつけたところ、露店は消化作業で黒焦げになり、野次馬から「火傷で病院に運ばれた人がいる」と聞き、病院に駆けつける。
包帯でグルグル巻きにされた患者に「パク君」とすがりついたが別人で、ムヨルは軽症で済んでいた。警察では事故は使用者の不注意と検証され、負傷者の症状如何では禁固刑…というところ、和解交渉に訪れると、その負傷者とはチョ社長。家の件の解決を迫られたチョ社長が、露店をダメにさせようと仕組んだことだったのだが、その理由は警察には通じない。
チョ社長から切り出された和解金2億2500万(家を取り戻すことができないくらいの金額)をソ・ウギョンから借金して支払い、とりあえずムヨルの拘留を解く。
実はウギョンは、ヨンフンから「ウンジェを助けてほしい」と頼まれたので、金を貸したのだが、貸す条件として「もうヨンフンとは会わない」と約束させられる。
釈放されたムヨルは、ウンジェの借金を返済する為、宝くじを買うが見事にハズレ!とうとう、丘の家を売ることを決心し、家の権利書をチョ社長に渡し、1億7000万を得る。あとは、ウンジェが家の保証金を返してもらい、和解金の支払いを終える。
家は明け渡さなければならないが、大家から「地下の物置を片付ければ、住むことはできる」と言われ、荷物の間で寝るスペースだけを作って暮らすことになる。
ウンジェは、ネズミに悩まされ、事務所で寝泊りしているムヨルを深夜に呼び出し、ネズミ駆除をしてもらう。ムヨルはウンジェに「結婚式の日に一緒に逃げたことを…新居祝で夫のフリをさせたこと…店を始めたこと…を後悔しているか?」と聞くが、ウンジェは寝入っていて何も答えない。
丘の家はウギョンとヨンフンのものとなり、二人の結婚式の日取りも決まる。
ウンジェが二人に「愛しているの?」と尋ねると、ウギョンは「渡しが愛しているからいいの」と答える。「でも、気をつけてね。結婚式当日に居なくなる人だから」と念押しして、仕事に戻る。
ショッピングモールのプレゼンの為に、深夜までかかって作りあげた資料が、プレゼンの朝忽然と消えていて、ウンジェは社長たちの前で恥をかく。間違ってゴミとして捨てられたのでは?と清掃婦に聞き、ソ常務のゴミの中からプレゼンの資料を見つけたウンジェは、会社内でソ・ウギョンを平手打ちし、その報復にクビを言い渡される。
家無し…金無し…仕事無し…おまけに男も無し…と最悪な状況に、ムヨルは「今がどん底なら、あとは這い上がるしかない」と元気づける。
二人とも、キムパ店で働いたり市場で働くなどして、こつこつと稼ぐが、チョ社長もウンジェが心配で(恋しくて)あとをつけ回している。
花屋を潰すために一役買った安売り花のおばさんとチョ社長が顔見知りなことに気づいたウンジェは、全てがチョ社長の仕業だったことを確信する。しかし部下のジョンジュに言わせれば「もっと迅速に完璧に事をなす社長が、貴女のことに手間取ったのは、貴女を愛しているからなんです」だ。
そして、もう一度這い上がる為に、自分の強みは何かを考え、デザイン事務所を起こして、ショッピングモールのデザインコンペでウギョンに作品をぶつけることにする。
ムヨルはもちろん、辞職していた元同僚のジヒも、ウギョンがパク社長と会っている所を見て、あの家の為に起こったことを知ってしまったヨンフンも丘の家を出て、4人一丸となって、ショッピングモールのデザインに賭ける。
試運転では失敗した冷暖房システムも、ヨンフンの更なる改訂の末に成功し、モールのコンセプトを"家族"として、レジャー施設のように家族が長時間楽しめる施設作りを考える。仕事の中心人物だからとはいえ、あまりに親しげなウンジェとヨンフンを見ていて、ジヒはムヨルに「平気なの?」と聞く。二人が夫婦だと思い込んでいるからなのだが…ウンジェは、ジヒに本当のこと(結婚はしていない)を打ち明ける。
ムヨルもまた、楽し気なウンジェとヨンフンを見ていて、ウンジェはまだヨンフンを好きなのだと確信する。
コンペの前に、またしても事務所に強盗が入り、コンペに出品する作品の資料やCD-Rが狙われる。しかし偶然にも深夜事務所に来ていたムヨルがCD-Rを死守し、事務所は荒らされたものの、プレゼンには無事に参加できる。
そして審査の結果、キム・ウンジェ デザイン事務所の企画が通る。
念願は叶ったものの、現実問題として資金がなく、社員の給料さえ出す余裕がない事務所なので、ウンジェは事務所を閉めることも含めて考える。
自分は何故、お金を稼ぎたいのだろう? 若い時には大学に行くためだったり、一人暮らしをするため、結婚をするため…という目的があった。しかし、それもわからなくなってきた。そんな時、あのケチな大家のおじいさんが、自分の預金通帳を差し出す。
「無駄とは、価値のないことに金を使うことだ。金は稼ぐのではなく、節約することだ。金の大切さを分かっているから貸すんだ」「しかし、貸した金を払えるまでは、この家に居てもらうぞ」と、再び空いた二階に住むよう言われる。
冷暖房システムの研究も終わり、ユ・ヨンフンは「今までは貰う愛ばかりだったが、今度は自分が与えられる愛を探す」と言って、ウンジェの側を離れていく…。
パク・ムヨルも一カメラマンとして出発するべく、ウンジェのもとから離れていく…。
ムヨルの父が釈放される日、刑務所の前にはムヨルと母が迎えに行く。そして…ムヨルの前にウンジェが現れる。
「家賃、貰ってないわ」と冗談を言いつつ、「Missキムなんて、もう結構!一度くらい名前で呼んでよ!」と告白する。
結婚式の日に恋人に捨てられ、それを救うために連れ去ったムヨル。
最初は何の関係もなかった者同士が、一緒に住む羽目になり、一緒にお金を稼ぐ羽目になり、次第に欠かせない人になっていく…というストーリーは、エピソードはどうあれ展開が読めるストーリーではある。そこに、ウンジェを巡るムヨルとヨンフンだったり、ヨンフンを巡るウンジェとウギョンという三角関係や、ボンギュ→ジニ→ムヨル、またウンジェを見つめるパク社長とウギョンが関わっていて、ムヨルの家を狙っている…それが元恋人のヨンフンの為だという鎖のような関係は、見ていても突拍子なくよきところで落ち着いてくれるので、気楽に見ることができる。
ただ、冒頭でヨンフンが結婚しない理由が曖昧なまま、金も地位もある女(ウギョン)になびいてしまうのが解せない。結局のところ、思うままに暮らしてきて、結婚の準備も彼女に任せたまま、自分は星を見て暮らし、研究ができれば良いという、世間知らずなダメ男だったのだなぁと理解するのだが、だからってウギョンに服のセンスも磨いてもらって、ウンジェとやり直しできるか…という時になって「与える愛を探しに行く」だと!?という勝手さも気にかかる。ウンジェはパク君と居る幸せを選んだから支障はないのだけど、結局ダメ男じゃん!
何だかコニョンssiの映像作品には"ダメ男"の定冠詞がついているような気がして、舞台とのギャップに考えこんでしまう。もしかして、あえて映像は軽くジャブ気味に流してる?あえてギャップを楽しんでる?
「三銃士」でダルタニャンが登場するだけで、溜め息が出てしまいそうだったあの格好良さは、幻だったのだろうか?と考えてしまうのだが、まぁそれは今度のRobbie役で確認することにして…で、その次が「M!」というのは凄いなぁと思う。
対して、チ・ジニは、現在もコメディがやりたいと言って、ドラマ「結婚できない男」の日本では阿部寛がやっていた役を演じていたのだが、2004年のパク君にもなかなかのコメディセンスはあったのだなと感じた。
コメディといって笑わせるわけではないのだが、表情や仕草もハチャメチャな感じが自然にできていたと思う。「大長今」などの誠実なイメージが浸透していて、彼の代名詞といえば"Gentle"なのだが、ジェントルだけではない部分もあると感じることが多々ある。そうではない部分も見せようと、映画も選んだようだったが、「女教授…」はファン内での反応は悪かった。たぶん、そうじゃないんだよね…と思える"B型男"の感覚が、パク君にはあったと思う。
露店が爆発して病院に運ばれたシーンでは「その声、どうしたの?!」と言いたくなるような可哀想な声をしていて、それが疲れや風邪をひいたせてなのか、撮影の為に声を枯らしたのかは計り知れないが、その後も苦しそうなセリフもあったので、もしかしたら咽は強くないのかもしれない。いゃぁ、もしあれだけ声を操作できるのなら凄いことだ。
主要な人物だけで鎖が交差している分、脇を固める俳優がいい味を醸し出していたりもする。(時折チョ社長役のソン・ジルssiの笑わせ演技はToo Muchだったが…)
大家夫婦のシン・グとヨ・ウンゲはもう黙っていても安心して見ていられる夫婦像で、ケチな夫に「花見に行きたい、旅行に行きたい」と愚痴を言っているヨ・ウンゲさんが可愛らしかった。ウンゲさんといえば「大長今」最高尚宮だが現代ものも良かった。
そして、金儲けの話を引き締めているのがシン・グとその息子役のポン・テギュだ。
稼ぎたいというのに、資本もなくいくつもアルバイトをしたり商売も簡単に始めているので、あの方法では暮らすだけでやっとだろうと思うし、金が無いという割りには酒を飲みに行くと焼酎の瓶が何本も転がっていたりするのを見ると、使い方にも問題があると思った。そういう意味では、節約する、使わない…というのがお金を貯めるコツだと感じる。それでも、無理して金に執着してケチするのではなく、何が幸せなのかが大切だということが、ドラマを通して感じられる気がした。

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